No. 036 / 141
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イエローサファイア(天然)
NATURAL YELLOW SAPPHIRE · いえろーさふぁいあ
天 然黄 · 橙 系
基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 9 |
| 比 重 | 4.00 |
| 屈 折 率 | 1.762-1.770 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
色 の 範 囲Color Range
レモンイエロー〜ゴールデンイエロー〜オレンジ寄り。鉄による発色。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱〜中程度のオレンジ〜黄色(鉄含有量で変動)
短 波
254 nm
弱い
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 絹糸状の
- 指紋状の液体封入物
- (色の帯)
光 学 的 性 質Optical Traits
- 性あり(弱)
- 二色性:黄とやや薄い黄
識 別 の 要 点ID Points
- 01絹糸状があれば天然の可能性大
- 02曲線縞・気泡があれば合成
- 039で傷がつきにくい
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 9と非常に硬いが衝撃には注意
- 超音波洗浄は一般的には可
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラットあたり数万円〜数十万円。
※ スリランカ・マダガスカル産が代表。加熱処理が一般的で、無処理石は希少価値が高い。
概 要Summary
イエローサファイアはコランダム(鋼玉)の黄色バラエティで、ブルーサファイアと同じ鉱物種。微量の鉄により黄色を呈します。インドの占星術でジュピター(木星)に関連づけられ、幸運の石として珍重されてきました。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
スリランカ(セイロン)産が伝統的最高峰で『カナリー・イエロー』と呼ばれる純黄色を産出。マダガスカル(イラカカ)、タイ、オーストラリア(アングラスト)、タンザニア、米国モンタナも産出。インド占星術では『プシュパラジ』として最重要石の一つで、特にスリランカ産の無処理石が高値で取引されます。
歴 史
古代インドのヴェーダ占星術で木星のエネルギーを宿す石とされ、ヒンドゥー社会で2000年以上にわたり崇拝されてきました。中世イスラム世界でも富と知恵の象徴。20世紀以降は欧米市場でも人気が高まり、エリザベス女王の宝飾コレクションにも含まれます。近年はが一般的。
伝 承 ・ 石 言 葉
9月の誕生石(サファイア全般)。石言葉は『英知』『慈愛』『集中力』。インド占星術では富・知恵・幸運をもたらす石として婚約指輪に多用。学問・成功祈願の石としても珍重されています。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
イエローサファイア(天然)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。



