Iroishi Checker
No. 110 / 141

ホワイトスピネル

WHITE SPINEL · ホワイトスピネル
天 然無 色 系
基 本 情 報Properties
硬 度8
比 重3.58-3.61
屈 折 率1.712-1.717
結 晶 系立方晶系
色 の 範 囲Color Range

無色透明

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常は無反応
短 波
254 nm
合成は強い青白色
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • オクタヘドラル(八面体)
  • 液体インクルージョン
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 等方性
  • 0.020
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01なし)
  2. 021.71-1.72
  3. 03合成はSW-UVで強く反応
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 8で扱いやすい
  • 超音波洗浄可
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

天然はルース数万円〜。合成は数百〜数千円。

※ 天然無色スピネルは希少、合成(ベルヌーイ法)が主流。ダイヤ代替用途。

概 要Summary

ホワイトスピネルはマグネシウムスピネル(MgAl₂O₄)の無色変種。天然は希少ですが、で合成されるホワイトスピネルはダイヤモンド代替として広く流通します。で光学的にクリーンなため、SW-UVの強い青白色が合成品の鑑別ポイントとなります。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

スリランカ(ラトナプラ)産が透明度の高い無色スピネルとして知られます。ミャンマー(モゴック)、タジキスタン、ベトナム、マダガスカルも産出。天然の純無色は希少で、薄いピンクや青を帯びた個体が多くを占めます。1.71台でジルコン(1.92以上)やダイヤモンド(2.42)より輝きは抑えめです。

歴 史

古代インドのサンスクリット文献『ラトナ・パリクシャ』にも無色スピネルの記述があり、ダイヤモンドの代替として用いられた歴史があります。19世紀以降の鉱物学的整理でマグネシウム・アルミニウムスピネルとして独立分類されました。

伝 承 ・ 石 言 葉

8月の誕生石。石言葉は『純粋』『清浄』『始まり』。透明な姿から『無垢の石』と呼ばれ、新しい門出と精神の浄化の象徴。

OBSERVATION TOOLS · 3 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

ホワイトスピネルを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。