Iroishi Checker
No. 119 / 141

合成ホワイトサファイア

SYNTHETIC WHITE SAPPHIRE · ゴウセイホワイトサファイア
合 成無 色 系
基 本 情 報Properties
硬 度9
比 重3.99-4.01
屈 折 率1.760-1.770
結 晶 系三方晶系
色 の 範 囲Color Range

無色透明

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常は無反応
短 波
254 nm
弱い青白色の場合あり
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 湾曲成長線(
  • ガス泡
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 一軸負
  • 弱い
  • 0.008
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01湾曲成長線が鑑別の決め手
  2. 02天然よりが少なくクリーン
  3. 03光学的特性は天然と同一
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 9で日常使用に最適
  • 超音波洗浄可
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

ルース数百〜数千円。

※ ベルヌーイ法(フレーム融解法)で1902年から量産。ダイヤ代替として長年流通。

概 要Summary

合成ホワイトサファイアは(フレーム融解法)で1902年から量産されている合成コランダム(Al₂O₃)で、天然ホワイトサファイアと光学的特性は同じです。の特徴(湾曲成長線・ガス泡)で鑑別可能。ダイヤモンド代替石として長年使用されていますが、モアサナイト・CZの登場で市場は縮小しています。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

1902年による無色サファイア合成が世界初の商業合成宝石となりました。20世紀初頭のスイス時計産業で『時計用ルビー』『時計用サファイア』として軸受け部品に大量使用され、合成宝石産業の出発点となった歴史を持ちます。スイス・タイ・ロシア・中国が主要生産地。

歴 史

1902年商業化以来、スイス時計産業の精密ベアリング素材として『産業用合成サファイア』が発展。1980年代以降のスマートフォン画面・カメラレンズカバーへの応用で工業用途は飛躍的に拡大しました。宝石用途では『ダイヤ代替』として婚約指輪市場でも採用されています。

伝 承 ・ 石 言 葉

9月の誕生石(合成石)。石言葉は『純粋』『誠実』『知性』。透明な姿から『真理を紡ぐ石』と呼ばれ、純粋さと知性の象徴。

OBSERVATION TOOLS · 3 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

合成ホワイトサファイアを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。