基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 9 |
| 比 重 | 4.00 |
| 屈 折 率 | 1.762-1.770 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
色 の 範 囲Color Range
無色透明。わずかに青・黄を帯びるものもある。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
反応なし〜オレンジっぽい弱い
短 波
254 nm
反応なし〜弱い
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 絹糸状の
- 指紋状の液体封入物
- 結晶インクルージョン
光 学 的 性 質Optical Traits
- 性あり(弱)
- なし(無色のため)
識 別 の 要 点ID Points
- 0110倍ルーペで弱いが見えればコランダム(サファイア)
- 024.0でダイヤ(3.52)よりやや重く、CZ(5.6)より軽い
- 03閃光がダイヤ・CZより明確に弱い
- 04ブラックライト反応が弱く安定
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 9で非常に硬い
- 超音波洗浄OK
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラットあたり数千円〜3万円程度。ダイヤより安価。
※ ダイヤ代替として注目されてきたが、閃光の弱さから好みが分かれる。
概 要Summary
ホワイトサファイアはコランダムの無色変種で、組成上はルビー・ブルーサファイアと同じ鉱物。9の優れた耐久性を持ちますが、ダイヤモンドと比べると・が低く、閃光は控えめです。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
スリランカ(セイロン)産が透明度の高さで知られ、中央高地ラトナプラ周辺が代表産地。マダガスカル(イラカカ)産は2000年代以降の主要供給源で大粒も得やすい。タンザニア(ウンバ渓谷、トゥンドゥル)、ミャンマー(モゴック)、米国モンタナ州も産出。多くの白サファイアはで青やピンクの淡い色を抜いた『色なし』状態として流通します。
歴 史
古代から無色の『キリスト教徒のサファイア』として聖職者の指輪に用いられました。1990年代以降、ダイヤモンドの代替として婚約指輪市場に再注目されています。モース9でダイヤモンド(10)に次ぐ硬さを持ち、傷つきにくさからエンゲージリングの中央石として一定の需要があります。
伝 承 ・ 石 言 葉
9月の誕生石(青サファイアと並ぶ)。石言葉は『純粋』『誠実』『知性』。色を持たない透明な姿から『真理を映す石』と呼ばれ、心の浄化と精神統一の象徴。結婚45周年(サファイア婚式)の記念石。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ホワイトサファイアを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


