Iroishi Checker
No. 072 / 141

ホワイトオパール

WHITE OPAL · ほわいとおぱーる
天 然オ パ ー ル
基 本 情 報Properties
硬 度5.5-6
比 重1.98-2.20
屈 折 率1.37-1.47
結 晶 系非晶質(含水シリカ)
色 の 範 囲Color Range

乳白色〜淡灰の地色に虹色の

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
白〜緑白く発光することが多い
短 波
254 nm
弱い
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • シリカ球の整列
  • 白い母岩の痕跡
光 学 的 性 質Optical Traits
  • プレイ・オブ・カラー(効果)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01乳白色の地色
  2. 02UV白〜緑白
  3. 03の強さで価値が変動
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 含水鉱物で乾燥に弱い
  • 超音波・蒸気洗浄は禁忌
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラットあたり数千円〜数十万円。

※ オーストラリア・クーバーペディ産が代表。ブラックオパールより手頃でオパール入門に人気。10月の誕生石。

概 要Summary

ホワイトオパールは乳白色の地色に虹色のを示すオパールで、オーストラリア・クーバーペディが世界の主要供給源です。ブラックオパールに比べ入手しやすく、オパール入門石として人気です。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

オーストラリアが世界供給の95%以上を占める。クーバーペディ(南オーストラリア州)が最大の産地で、白〜乳白色の地に虹色の。ホワイトクリフス(ニューサウスウェールズ州)、アンダムーカも知られる産地。エチオピア(ウェロ州、2008年発見)は比較的新しい産地で、独特のハイドロフェーン特性(水を吸う性質)を持ちます。

歴 史

古代ローマで『キューピッドの石』『ペデルス(変化の石)』として珍重されましたが、19世紀ウォルター・スコットの小説『ガイアスタイン物語』で不吉な石と描かれ一時人気が低迷。19世紀末オーストラリア・クーバーペディ鉱床の発見と1902年エドワード7世国王(妻アレクサンドラ妃)の愛用で再評価。日本では明治期に渡来し人気宝石に。

伝 承 ・ 石 言 葉

10月の誕生石。石言葉は『希望』『純真』『幸運』。虹色のから『空に虹がかかった日に幸運が訪れる』と伝承され、結婚14周年の記念石。から『創造性・感受性』を象徴する芸術家の石。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

ホワイトオパールを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。