Iroishi Checker
No. 041 / 141

スキャポライト

SCAPOLITE · すきゃぽらいと
天 然黄 · 橙 系
基 本 情 報Properties
硬 度5.5-6
比 重2.50-2.78
屈 折 率1.540-1.579
結 晶 系正方晶系
色 の 範 囲Color Range

無色〜黄〜紫〜ピンク。黄色系が代表的。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
強いオレンジ〜黄色
短 波
254 nm
中程度の
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 管状
  • 繊維状効果を生む)
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 性あり
  • 効果(一部)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01強いオレンジが有力な識別点
  2. 025.5〜6でやや傷つきやすい
  3. 03シトリンとの区別はUV反応
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 5.5〜6で傷つきやすい
  • があり衝撃に注意
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラットあたり数千円〜数万円。

※ タンザニア・マダガスカル・ミャンマー産が代表。比較的マイナーな宝石。

概 要Summary

スキャポライトは柱石族の鉱物で、黄色・紫・ピンクなど多彩な色を示します。強いオレンジ〜黄色のが特徴で、シトリンとの区別に有力な手がかりとなります。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

タンザニア(モロゴロ州マハンガ)、ミャンマー(モゴック)、マダガスカル、ブラジル(バハイア州)、カナダ(ケベック州)、ケニアが主要産地。タンザニア産は紫〜青紫の効果を示すことで著名。ミャンマー産は黄色〜オレンジが多く、強いシャトヤンシー(猫目効果)を持つ個体が高評価。柱石族(marialite-meionite 系列)の固溶体。

歴 史

1800年スウェーデンの鉱物学者J.G.ガーンがノルウェー産を記載し、ギリシャ語『skapos(柱)』にちなみ命名。長らく鉱物学的標本のみとして扱われていましたが、20世紀後半のタンザニア・ミャンマー産発見でジュエリー宝石として独立カテゴリ化しました。

伝 承 ・ 石 言 葉

誕生石指定なし。石言葉は『変革』『達成』『直感』。柱状の結晶構造から『目標貫徹の石』と呼ばれ、決意と前進力の象徴。

OBSERVATION TOOLS · 5 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

スキャポライトを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。