基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 7 |
| 比 重 | 2.65 |
| 屈 折 率 | 1.544-1.553 |
| 結 晶 系 | 三方晶系 |
色 の 範 囲Color Range
淡いピンク〜やわらかな桃色。やや乳白色が混じることが多い。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
反応なし〜ごく弱い紫
短 波
254 nm
反応なし
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 細かい針状デュモルチエライト(色の原因)
- 雲状のもや
- 細かいクラック
光 学 的 性 質Optical Traits
- 弱い
- 内部に散乱を生む微細な(だから白濁)
識 別 の 要 点ID Points
- 01くもった白っぽいピンク(透明度が低い)はローズクォーツの典型
- 022.65(クォーツ)で軽い
- 03『スターローズクォーツ』は針状で六条星が現れる
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 7で日常使い可
- 強い日光で退色することがある
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
数百円〜数万円。ビーズや大粒カボション中心。
※ ブラジル・マダガスカル・ナミビア・アメリカ産。ファセットカットできるクリア結晶は希少で高額。
概 要Summary
ローズクォーツはクォーツ(SiO₂)のピンク変種で、チタン・鉄・マンガン等の微量元素と微細なデュモルチエライト針状が色の原因とされます。による光散乱で独特のくもった質感を持ちます。ブラジル・マダガスカル産が主流で、大粒の・ビーズが豊富に流通します。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
ブラジル(ミナス・ジェライス州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州)が世界最大の産地。マダガスカル、米国メイン州・サウスダコタ州、インド、ナミビア、ロシア(ウラル)、スリランカも産出。マダガスカル産はスター効果(6条の)を示す『スター・ローズクォーツ』が名高い。チタン・マンガン・鉄の微量元素による発色で、淡ピンク〜サーモンピンク。
歴 史
古代ローマ・古代エジプトで美容と若さの石として用いられ、クレオパトラがローズクォーツのフェイスマスクを使ったとの伝承があります(実証的根拠は薄い)。1990年代以降ヒーリングストーン市場で『愛の石』として爆発的に普及し、現代パワーストーンの代表格となりました。
伝 承 ・ 石 言 葉
1月の誕生石(補助)。石言葉は『愛情』『美』『癒し』。柔らかなピンクから『愛の石』と呼ばれ、自己愛と他者への思いやりの象徴。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ローズクォーツを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


