Iroishi Checker
No. 107 / 141

ロッククリスタル(水晶)

ROCK CRYSTAL / QUARTZ · ロッククリスタル
天 然無 色 系
基 本 情 報Properties
硬 度7
比 重2.65
屈 折 率1.544-1.553
結 晶 系三方晶系
色 の 範 囲Color Range

無色透明

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常は無反応
短 波
254 nm
通常は無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • ルチル針
  • リキッドインクルージョン
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 一軸正
  • 弱い
  • 0.009
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01弱いながらあり(ガラスは
  2. 02冷たい触感
  3. 03内部にルチル針やチャドリー針が見えることがある
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 超音波洗浄可
  • 急激な温度変化で割れる可能性
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

ルース数百円〜数千円。大粒クリアは数万円。

※ パワーストーンとして最も人気。ブラジル・マダガスカル・中国等産地多数。

概 要Summary

ロッククリスタル(水晶)は二酸化ケイ素(SiO₂)の結晶で、古代から『聖なる石』として珍重されてきました。ハーキマーダイヤモンド、ティファニーストーンなど産地別の愛称も多く存在。ルチル入り(ルチルクォーツ)やガーデンクォーツなどの美しさを活かした商品も人気です。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

ブラジル(ミナス・ジェライス州)、米国アーカンソー州、マダガスカル、ロシア(ウラル)、中国、スイスアルプス、日本(山梨県甲府盆地周辺)が主要産地。ブラジル産は世界最大の塊状結晶を産出。日本では古来『水晶』と呼ばれ、山梨県甲府が研磨工芸の中心地として『甲州水晶細工』が伝統産業となっています。

歴 史

古代ギリシャでは『krystallos(永遠に凍った氷)』として神聖視され、古代ローマでも護符・印章に使用。日本では仏教伝来後『水精』と呼ばれ仏舎利の容器に使われ、平安時代以降の貴族文化で珍重。19世紀ヨーロッパでは球形に磨いた『クリスタル・ボール』が占いの道具として広まりました。

伝 承 ・ 石 言 葉

4月の誕生石(補助)。石言葉は『純粋』『調和』『浄化』。透明な輝きから『万能の石』と呼ばれ、邪気を祓いエネルギーを増幅する象徴。結婚15周年(クリスタル婚式)の記念石。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

ロッククリスタル(水晶)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。