Iroishi Checker
No. 133 / 141

ロードライトガーネット

RHODOLITE GARNET · ろーどらいとがーねっと
天 然赤 系紫 系
基 本 情 報Properties
硬 度7-7.5
比 重3.74-3.94
屈 折 率1.745-1.760
結 晶 系等軸晶系
色 の 範 囲Color Range

ラズベリー色〜紫赤〜ローズピンク。パイロープとアルマンダインの中間組成。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常無反応
短 波
254 nm
通常無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 丸い結晶粒(クリスタルインクルージョン)
  • 針状ルチル(まれに)
  • 治癒亀裂(ヒーリングクラック)
光 学 的 性 質Optical Traits
  • なし)
  • なし
  • 強い(虹色光)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01紫味を帯びた赤はパイロープ(純赤)・アルマンダイン(褐色味)と区別可能
  2. 02でルビー(弱)と区別
  3. 03UV無反応でルビー(強)と決定的に違う
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 7-7.5で日常使い可
  • 超音波洗浄OK
  • 急激な温度変化は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラット5千〜5万円。鮮明な紫赤で5ct超は高値。

※ タンザニア・モザンビーク・スリランカ・マダガスカル産が主流。1980年代以降急速に市場開拓された比較的新しいガーネット。価格と美しさのバランスが良く人気。

概 要Summary

ロードライトガーネット(Pyrope-Almandine固溶体)は、パイロープとアルマンダインの中間組成を持つガーネットで、ギリシャ語のロードン(バラ)に由来するラズベリー色〜ローズピンクの紫赤が特徴です。主要産地はタンザニア・モザンビーク・スリランカ・マダガスカル・インド。ルビーやルベライトと混同されやすいですが、なし・UV無反応で識別可能。1月の誕生石ガーネットの中で最も人気が高いバラエティの一つです。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

1880年代米国ノースカロライナ州メイコン郡で初めて発見・命名(ギリシャ語のバラ色 rhodon に由来)。現在の主要産地はタンザニア(ウンバ渓谷、ロンギド)、ケニア、モザンビーク、スリランカ、インド、マダガスカル、ブラジル、米国アイダホ州。マラヤ・ガーネットはタンザニア・ウンバ産の特殊バラエティ。

歴 史

パイロープとアルマンディンの中間組成(混晶)で、両者の中間的性質を持つガーネット。19世紀後半の発見以降、安定的に流通する手頃な価格のガーネットとして広く普及。アール・デコ期(1920〜30年代)に多用され、現代でもエンゲージリング・誕生石ジュエリーの定番素材。

伝 承 ・ 石 言 葉

1月の誕生石(ガーネット全般)。石言葉は『真実』『情熱』『愛と忠誠』。バラ色〜紫味のあるピンクレッドが優雅で、女性的な美しさと真実の愛の象徴として贈り物にも人気。

OBSERVATION TOOLS · 4 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

ロードライトガーネットを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。