| 硬 度 | 3.5-4 |
| 比 重 | 3.70 |
| 屈 折 率 | 1.60-1.82 |
| 結 晶 系 | 三方晶系 |
ピンク〜ラズベリー赤。白と赤の層状縞模様が特徴。
- 白色方解石の層(バンディング)
- 中空の結晶
- 針状
- 炭酸塩のため強い(顕著)
- ピンク〜赤の層状縞模様
- 01層状の縞模様はロードクロサイトの決定的特徴
- 023.5〜4と非常に柔らかい(ナイフで傷がつく)
- 03塩酸に反応して発泡する(炭酸塩)
- が非常に低く傷つきやすい
- 酸に極めて弱い(汗・酢・柑橘類・化粧品を避ける)
- 超音波・蒸気洗浄NG
数百円〜数万円。ビーズや原石で手頃、透明結晶は高価。
※ アルゼンチン・アンデス山脈産の層状縞模様は『インカローズ』として有名。米国コロラド州スウィートホーム鉱山産の透明結晶は世界的に希少。
ロードクロサイト(MnCO₃)はマンガン炭酸塩鉱物で、紅色の層状縞模様が『インカローズ(インカの薔薇)』と呼ばれます。が低く酸に弱いため宝飾加工は・ビーズが中心。透明結晶はコロラド州の銘柄『スウィートホーム』が世界的に有名で、カット品は希少高額です。
主 な 産 地
アルゼンチン(カタマルカ州カピリタス鉱山)が透明結晶の最高峰で、深いラズベリーピンクの結晶が産出。米国コロラド州スウィートホーム鉱山産は宝石学史上最高品質とされ、2003年閉山以降は希少。ペルー、メキシコ、南アフリカ(ホタゼル鉱山)、ロシア、中国も産出。南アフリカ産は不透明〜半透明の縞模様標本として人気。
歴 史
1813年ハンガリーの鉱物学者F.S.ベウダンが命名(ギリシャ語『rhodon(バラ)+ chrom(色)』)。アルゼンチン・カピリタス鉱山は13世紀インカ帝国時代から銀採掘で稼働しており、副産物として産出した『インカ・ローズ』が古代インカの装飾に使用された記録があります。1938年正式にアルゼンチン国石に指定。
伝 承 ・ 石 言 葉
誕生石指定なし。石言葉は『情愛』『真実の愛』『心の解放』。明るいピンクから『愛の宝石』『インカローズ』と呼ばれ、自己肯定と愛情の象徴。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ロードクロサイトを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

