Iroishi Checker
No. 019 / 141

パープルスピネル

PURPLE SPINEL · ぱーぷるすぴねる
天 然紫 系
基 本 情 報Properties
硬 度8
比 重3.60
屈 折 率1.718
結 晶 系等軸晶系
色 の 範 囲Color Range

薄紫〜濃紫。鉄・クロムによる発色。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱反応〜無反応
短 波
254 nm
ほぼ無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • の包有物
  • ジルコン結晶+ハロー
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 性(なし)
  • なし
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01なし・が見える
  2. 02アメジストよりも密度・が高い
  3. 03クリーンな個体が多い
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 8で日常使い可能
  • 超音波洗浄OK
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラット数千円〜数万円。

※ ミャンマー・スリランカ・タジキスタン産が中心。スピネル全般に近年再評価が進む。

概 要Summary

パープルスピネルはスピネル族の紫色バラエティ。等軸晶系のためを持たず、なしが識別ポイントです。レッド・ブルーに比べると流通量は少なめですが、同じ8の優れた耐久性を持ちます。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

ミャンマー(モゴック、マンスィン)産が最高峰で、深い紫〜ラベンダーの透明感が評価されます。タジキスタン(クフィラブ)、ベトナム(ルクイェン)、スリランカ、タンザニア、マダガスカルも産出。鉄とクロムの微妙なバランスによる発色で、青〜赤の中間に位置するレアな色合いです。

歴 史

スピネルは長らくルビー・サファイアと混同されていた歴史があり、紫スピネルは18世紀以降に『バラス・ルビー』のサブカテゴリとして認知されました。19世紀の鉱物学発展とともに独立分類され、近年はGIAやLotus Gemologyのレポートで色記述が精密化されています。

伝 承 ・ 石 言 葉

8月の誕生石(2016年AGTAが追加)。石言葉は『気品』『瞑想』『再生』。古代から王侯貴族に愛された紫の輝きを持ち、精神的覚醒と直感の象徴。

OBSERVATION TOOLS · 4 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

パープルスピネルを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。