Iroishi Checker
No. 020 / 141

紫ガラス

PURPLE GLASS · むらさきがらす
模 造紫 系
基 本 情 報Properties
硬 度5-6
比 重2.4-2.5
屈 折 率1.50前後
結 晶 系非晶質
色 の 範 囲Color Range

様々な紫色。マンガンやコバルト着色。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常無反応(一部弱
短 波
254 nm
通常無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • (流れ模様)
  • 均一すぎる色
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 性(非晶質のため)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01が点在していればガラス確定
  2. 02模様が見えれば確定
  3. 03低くエッジが摩耗しやすい
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 5〜6と低く傷つきやすい
  • 強い衝撃で割れやすい
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

数百円程度。装飾用途。

※ アンティーク・コスチュームジュエリーに多用。装飾的価値はあるが宝石価値はない。

概 要Summary

紫ガラスはマンガンやコバルトで着色されたガラス石。アンティークジュエリーやコスチュームジュエリーに広く使われており、それ自体に時代的・装飾的価値があるものもあります。宝石としての価値はありませんが、デザイン性で評価されます。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

中国・チェコ・インド・米国が主要生産地。マンガン化合物が発色源(マンガン・パープル)。19世紀ボヘミアン・ガラス『アメジスト・グラス』、20世紀米国カーニバルガラスの『パープル・カーニバル』が歴史的銘柄。アール・ヌーヴォー期のラリック・ティファニー作品にも採用されました。

歴 史

古代ローマで紫ガラスが王侯貴族の装飾に使用。19世紀ボヘミアで『シェリー・パープル』『アメジスト・グラス』として確立。20世紀コスチュームジュエリー市場でアメジスト代替として大量流通しました。

伝 承 ・ 石 言 葉

誕生石指定なし(人工材料)。アメジストの代替として、カジュアルジュエリーで紫の表現を担う素材。気品・直感の象徴として親しまれます。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

紫ガラスを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。