| 硬 度 | 8 |
| 比 重 | 3.53 |
| 屈 折 率 | 1.610-1.638 |
| 結 晶 系 | 斜方晶系 |
淡ピンク〜濃ピンク、シェリーピンク、桃赤。
- 液体包有物
- 微細な空洞
- 二相包有物
- 弱い
- 二色性:ピンクと淡黄ピンク
- 明瞭な(割れやすい方向)
- 018 + エッジ鋭い + 3.5前後
- 02面が観察できればトパーズ
- 03天然ピンクは希少、市場の多くは照射・品
- に沿って割れやすいため衝撃厳禁
- 超音波洗浄避ける
- 急激な温度変化でクラック発生あり
処理品で数千円〜3万円、天然無処理品は10〜50万円以上。
※ ブラジル(オウロプレット)産の天然ピンクは『インペリアルピンクトパーズ』として高額。市場の『ピンクトパーズ』の大半は加熱・照射処理。
ピンクトパーズはトパーズ(Al₂SiO₄(F,OH)₂)のピンク変種。天然の無処理ピンクは極めて希少で、多くは無色・黄色トパーズに放射線照射・を施して色を出しています。ブラジル・オウロプレット鉱山産の天然ピンクは『インペリアルトパーズ』と呼ばれ、宝石の中でも特に高値で取引されます。
主 な 産 地
天然ピンクトパーズはパキスタン(ギルギット州カッツ・コーン渓谷)産が最高峰で、ナチュラル・チェリー・ピンクとして知られます。ロシア(ウラル)産も歴史的に有名。市場流通の多くはブラジル・オウロ・プレット産のインペリアル・トパーズをしてピンクに変えたもの、または無色トパーズをコーティング・拡散処理したものです。
歴 史
18世紀ロシア・ウラル産のピンクトパーズはロマノフ王朝の宝飾品に多用され『ロシアン・ピンク・トパーズ』として珍重されました。19世紀パキスタン・カッツ・コーン産が発見されて以降、現代の天然ピンク市場の主役となっています。1ct以上の良質ナチュラルピンクは数十万円超の例もあります。
伝 承 ・ 石 言 葉
11月の誕生石。石言葉は『希望』『慈愛』『繊細さ』。柔らかなピンクから『慈悲の石』と呼ばれ、優しさと癒しの象徴。結婚23周年(インペリアル・トパーズ婚式)の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ピンクトパーズを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


