| 硬 度 | 9 |
| 比 重 | 4.00 |
| 屈 折 率 | 1.762-1.770 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
淡ピンク〜濃ピンク、パパラチャ寄りのサーモンピンクまで。
- 絹糸状ルチル(シルク)
- 指紋状の液体封入物
- 弱い(弱)
- 二色性あり:ピンクと淡紫
- 01弱い + 絹糸状 = 天然の可能性高
- 02曲線縞があれば合成、丸気泡があればガラス
- 039で稜が摩耗しない
- 9で日常使い最適
- 超音波洗浄OK(充填処理石を除く)
1カラットあたり数万円〜100万円以上。色味・起源で大きく変動。
※ スリランカ・マダガスカル・タンザニア産が主流。ピジョンブラッドに次ぐ『ホットピンク』や『ビビッドピンク』が高額。加熱処理が一般的。
ピンクサファイアはコランダム(Al₂O₃)の微量クロム着色によるピンク変種。ルビーと同じ鉱物ですが、色味が薄い・黄味がかるものはサファイア扱いになります。スリランカ産は柔らかなピンク、マダガスカル産はより鮮やかなホットピンク、タンザニア産は紫がかる傾向があります。
主 な 産 地
スリランカ(ラトゥナプラ)産は明るい桜色〜淡桃色、マダガスカル(イラカカ)産は2000年代以降の主要供給源で鮮やかな桃色。ミャンマー(モゴック)産は希少で深い赤紫がかったピンク。タンザニア(トゥンドゥル)、米国モンタナ、ベトナムも産出。ピンクとルビーの境界は地域・鑑別機関により異なります。
歴 史
歴史的にルビーの『淡色品』として軽視されてきましたが、1990年代以降、独立した宝石として人気が急上昇。マダガスカル・イラカカ鉱床の発見(1998年)で供給が安定化し、エンゲージリング素材としてダイヤモンドの代替に。2010年代以降のミレニアル世代の好みと相まって価格が上昇傾向にあります。
伝 承 ・ 石 言 葉
9月の誕生石(ブルーサファイアと同じ)。石言葉は『慈愛』『気品』『慈しみの心』。優しさと女性的魅力の象徴とされ、近年は『繊細な愛と思いやり』のシンボルとして婚約指輪・贈答品に多用されています。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ピンクサファイア(天然)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。



