| 硬 度 | 7-7.5 |
| 比 重 | 3.10 |
| 屈 折 率 | 1.620-1.650 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
ネオン・電光のようなターコイズブルー〜青緑。鮮やかな感が特徴。
- 液体包有物と二相包有物
- 小さな針状インクルージョン
- 細かい亀裂
- 強い(明瞭)
- 強い二色性:ネオンブルーと淡緑青
- 01ネオン・感のある発色はパライバの決定打
- 02銅(Cu)含有が必須で、ELEDで検出可能
- 03鮮やかな色 + 強 = パライバの可能性高
- 7〜7.5で日常使い可
- 熱衝撃・超音波洗浄は避ける
1カラットあたり数十万円〜数百万円。ブラジル・パライバ産最上質は時価。
※ 1989年ブラジル・パライバ州で発見された希少石。現在はモザンビーク・ナイジェリア産も『パライバ』として流通。産地証明付き鑑別書が高額取引の条件。
パライバトルマリンは1989年ブラジル・パライバ州のバターリャ鉱山で発見された銅マンガン含有のエルバイト。鉱物学的には銅(Cu)と時にマンガンが発色源で、他のトルマリンにない様のネオンブルー・青緑を呈します。発見当初は全量即完売の伝説を残した超希少石。2001年ナイジェリア、2005年モザンビークでも類似鉱床が発見され、現在は『パライバ系』として広く流通しますが、ブラジル産が最高額。
主 な 産 地
1989年ブラジル・パライバ州バターリャ鉱山で発見された銅含有トルマリン。パライバ州産は枯渇に近く、隣接するリオ・グランデ・ド・ノルテ州産が一部供給。2001年ナイジェリア産、2005年モザンビーク産(モザンビーク・パライバ)が発見され、現在の主要供給源。LMHC(宝石学研究所国際委員会)はブラジル・ナイジェリア・モザンビーク産すべてを『パライバ』と呼ぶことを承認。
歴 史
発見者エイトール・ディマス・バルボーザが10年以上にわたる試掘の末1989年に発見。発見直後から世界の宝石市場を席巻し、1ct数千ドルから一気に数万ドルに高騰。電気的なブルー〜グリーン(ネオンブルー、ターコイズブルー)が特徴で、銅とマンガンの組み合わせによる発色。生産量の少なさから現在も最高値クラスのカラーストーン。
伝 承 ・ 石 言 葉
石言葉は『勇気』『希望』『創造性』。鮮烈なネオンブルーが『カリブ海の海』に例えられ、心の解放と新たな旅立ちを象徴する石として人気。1ct数百万円超の例もあり、現代宝石界のサクセスストーリー的存在。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
パライバトルマリンを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


