| 硬 度 | 6-6.5 |
| 比 重 | 2.95 |
| 屈 折 率 | 1.60-1.63 |
| 結 晶 系 | 単斜晶系(繊維状集合体) |
白〜緑〜灰緑〜黒。鉄含有量で色が変わる。
- 細かい繊維状組織
- 黒色斑点(マグネタイト)
- 多結晶集合体
- 靱性が宝石中最高クラス
- 01青白い弱があればネフライトの可能性大
- 02ジェダイトより密度が低く軟らかい
- 03繊維がより細かく緻密
- 6〜6.5だが靱性が極めて高い
- 酸に弱い
- 彫刻品が多く取り扱いに注意
1ピース数千円〜数十万円。ジェダイトより安価。
※ 中国新疆・ロシア・カナダ・ニュージーランド・台湾産。古代中国『玉』のほぼ全てがネフライト。
ネフライト(軟玉翡翠)はアクチノライトまたはトレモライトを主成分とする繊維状集合体。鉱物学的にはジェダイトとは異なる種ですが、伝統的に翡翠として扱われてきました。中国の古代『玉』文化財のほぼ全てはネフライトで、靱性の高さから精緻な彫刻品が多く制作されています。
主 な 産 地
中国(新疆ウイグル自治区ホータン地区=和田、青海省)が古代からの最高峰で『ホータン玉(和田玉)』として珍重されました。ロシア(バイカル湖周辺)、カナダ(ブリティッシュコロンビア州)、ニュージーランド(南島ジェイド・ストリーム)、台湾、米国ワイオミング州、オーストラリアも産出。ニュージーランド産は『ポウナム』『グリーンストーン』として知られ、マオリ族の聖石。
歴 史
中国では新石器時代(紀元前6000年頃)から礼器・武具・装飾に使われ、儒教では『五徳(仁・知・勇・潔・義)』を象徴する『君子の石』として位置づけられました。マオリ族では祖先の魂が宿る聖石として代々受け継がれ、ニュージーランドでは現在も伝統工芸の中心。1863年フランスの鉱物学者A.ダムールがネフライト(透閃石/陽起石系)とジェダイト(輝石)を区別し『翡翠』を二分類しました。
伝 承 ・ 石 言 葉
5月の誕生石(翡翠扱い)。石言葉は『繁栄』『健康』『長寿』。古代中国の『五徳の石』として、徳と気品の象徴。結婚12周年(翡翠婚式)の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ネフライト(軟玉翡翠)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

