| 硬 度 | 7.5-8 |
| 比 重 | 2.72 |
| 屈 折 率 | 1.572-1.590 |
| 結 晶 系 | 六方晶系 |
やさしいピンク、サーモンピンク、桃色。時に青みがかる。
- 長管状のインクルージョン
- 液体の二相包有物
- 弱い
- 二色性:無色とピンク
- 017.5〜8、2.7前後の軽さ
- 02やわらかいサーモンピンクの色調はモルガナイト独特
- 03加熱で青みを除去しピンクを強める処理が一般的
- 7.5〜8で日常使いに適する
- 強い加熱で退色するため熱源から離して保管
1カラットあたり5千円〜5万円。大粒クリーン石が中心。
※ ブラジル・マダガスカル・アメリカ(カリフォルニア)・アフガニスタン産。『モルガナイト』の名はJ.P.モルガンにちなみ1911年命名。
モルガナイトはベリル(Be₃Al₂Si₆O₁₈)のピンク変種で、マンガンが着色元素。エメラルド・アクアマリンと同じ鉱物種の兄弟です。1911年ニューヨーク鉱物学者G.F.クンツが金融家J.P.モルガンにちなんで命名しました。やさしいサーモンピンクが特徴で、ブライダルジュエリーに人気があります。
主 な 産 地
ブラジル(ミナス・ジェライス州)、マダガスカル(アンチラベ)が主要産地。米国カリフォルニア州(ヒマラヤ鉱山=産地名の由来)、メイン州、パキスタン、アフガニスタン、ロシア、モザンビーク、ナミビアも産出。モザンビーク産は近年大型結晶が発見され、淡桃〜オレンジピンクの幅広い色相を供給。
歴 史
1910年米カリフォルニア州マダガスカルで発見されたピンクベリル。発見者の宝石商ティファニー社の鉱物学者ジョージ・F・クンツが、米国の銀行家・ジュエリーコレクターJ.P.モルガンに敬意を表し1911年命名。20世紀初頭はマイナーな宝石でしたが、2010年代のモザンビーク鉱床発見と『ローズゴールド』ブームで婚約指輪素材として爆発的に普及。
伝 承 ・ 石 言 葉
石言葉は『優美』『清純』『愛情』。優しいピンクが『癒しと無償の愛』を象徴し、現代では『プリンセスストーン』としてミレニアル世代の婚約指輪に大人気。心の傷を癒すヒーリングストーンとしても珍重。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
モルガナイトを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


