基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 6-6.5 |
| 比 重 | 2.55-2.63 |
| 屈 折 率 | 1.518-1.526 |
| 結 晶 系 | 単斜晶系 |
色 の 範 囲Color Range
無色〜乳白色
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱い青白色の場合あり
短 波
254 nm
通常は無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- センテピードインクルージョン(百足状)
- 層状構造
光 学 的 性 質Optical Traits
- 二軸正
- /アデュラレッセンス(青白い光)
識 別 の 要 点ID Points
- 01動かすと青白い光()が移動
- 02カットで内部に層状構造
- 03完全に沿った割れ
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 完全あり衝撃注意
- 6で傷つきやすい
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
ルース数千円〜。ブルームーン(青シラー)は数万円。
※ スリランカ・インド・ミャンマー等産出。6月誕生石。
概 要Summary
ムーンストーンは長石族(正長石+曹長石の層状構造)で、二つの鉱物層の光の干渉により青白い光(アデュラレッセンス、通称)が生まれます。無色〜乳白色が最も一般的で、インドやスリランカ産が有名。古代から『月の石』として月光と結びつけられ珍重されてきました。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
最高峰はスリランカ(メーティヤゴダ地区)産の青色シーン(ブルームーンストーン)。インド南部(タミル・ナードゥ州)、ミャンマー、マダガスカル、ブラジル、米国バージニア州、オーストラリアも産出。ノルウェー、ポーランドはペリステライト系。タンザニア・アルーシャ産はレインボー系。スリランカ産の青の透過光が最高評価とされます。
歴 史
古代ローマでは月光が固まったものと信じられ、月の女神ディアナの聖石とされました。古代インド・ヒンドゥー教では神聖な石として寺院に奉納。19世紀末アール・ヌーヴォー期にルネ・ラリックが多用し、装飾宝石として一大ブームに。20世紀のヒッピー文化・1990年代のニューエイジ運動でも愛好されました。
伝 承 ・ 石 言 葉
6月の誕生石(パール・アレキサンドライトと並ぶ)。石言葉は『健康・富・長寿』『純愛』『感受性』。古来『恋人達の石』として旅と恋路の御守りとされ、女性性・直感・月のリズムを象徴。インドでは『満月の夜に持つと未来が見える』と伝承。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ムーンストーン(無色タイプ)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

