Iroishi Checker
No. 129 / 141

メキシカンオパール

MEXICAN OPAL · メキシカンオパール
天 然オ パ ー ル
基 本 情 報Properties
硬 度5.5-6
比 重1.98-2.20
屈 折 率1.370-1.470
結 晶 系非晶質
色 の 範 囲Color Range

オレンジ〜赤

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱い緑〜黄色
短 波
254 nm
弱い反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 気泡
  • 微細な鉱物包有物
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 半透明〜透明
  • 強い(プレシャスタイプ)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01オレンジ〜赤の鮮やかな地色
  2. 02ありのプレシャスタイプとなしのファイアタイプ
  3. 03母岩(ライオライト)付きが多い
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 乾燥でひび割れ(クレージング)する恐れ
  • 化粧品・超音波洗浄を避ける
  • 湿度のある環境で保管
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

ルース数千円〜数万円。プレシャスタイプは高価。

※ メキシコ・ケレタロ州、ハリスコ州等産出。アステカ文明時代から珍重。

概 要Summary

メキシカンオパールは主にメキシコ・ケレタロ州とハリスコ州で産出する透明〜半透明のオパールで、鮮やかなオレンジ〜赤の地色が特徴です。を持つものは『プレシャスファイアオパール』、持たないものは『ファイアオパール』と呼ばれます。アステカ時代から『鳥の石』として珍重され、メキシコの国石に指定されています。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

メキシコ(ケレタロ州マグダレナ、ハリスコ州、サン・ルイス・ポトシ州)が主要産地で、火山岩の空洞中に形成されました。ファイアオパール(オレンジ系)、ウォーター・オパール(透明)、コンタ・ルース・オパール(効果あり)の3タイプが代表的。マグダレナ鉱山は19世紀末から続く老舗で、現代のメキシカン・オパールの中心地です。

歴 史

アステカ文明で神聖視されたファイアオパールを源流とし、スペイン征服後ヨーロッパに伝わりました。1840年代マグダレナ鉱山が本格的な商業採掘を開始し、19世紀末〜20世紀のオパールジュエリーの一角を担いました。豪州産発見前は世界市場の主要供給源でした。

伝 承 ・ 石 言 葉

10月の誕生石。石言葉は『情熱』『独立』『誇り』。火山が育んだ虹として、内なる炎と意志の強さの象徴。結婚14周年(オパール婚式)の記念石。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

メキシカンオパールを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。