基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 5.5-6 |
| 比 重 | 1.98-2.20 |
| 屈 折 率 | 1.370-1.470 |
| 結 晶 系 | 非晶質 |
色 の 範 囲Color Range
オレンジ〜赤
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱い緑〜黄色
短 波
254 nm
弱い反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 気泡
- 微細な鉱物包有物
光 学 的 性 質Optical Traits
- 半透明〜透明
- 強い(プレシャスタイプ)
識 別 の 要 点ID Points
- 01オレンジ〜赤の鮮やかな地色
- 02ありのプレシャスタイプとなしのファイアタイプ
- 03母岩(ライオライト)付きが多い
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 乾燥でひび割れ(クレージング)する恐れ
- 化粧品・超音波洗浄を避ける
- 湿度のある環境で保管
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
ルース数千円〜数万円。プレシャスタイプは高価。
※ メキシコ・ケレタロ州、ハリスコ州等産出。アステカ文明時代から珍重。
概 要Summary
メキシカンオパールは主にメキシコ・ケレタロ州とハリスコ州で産出する透明〜半透明のオパールで、鮮やかなオレンジ〜赤の地色が特徴です。を持つものは『プレシャスファイアオパール』、持たないものは『ファイアオパール』と呼ばれます。アステカ時代から『鳥の石』として珍重され、メキシコの国石に指定されています。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
メキシコ(ケレタロ州マグダレナ、ハリスコ州、サン・ルイス・ポトシ州)が主要産地で、火山岩の空洞中に形成されました。ファイアオパール(オレンジ系)、ウォーター・オパール(透明)、コンタ・ルース・オパール(効果あり)の3タイプが代表的。マグダレナ鉱山は19世紀末から続く老舗で、現代のメキシカン・オパールの中心地です。
歴 史
アステカ文明で神聖視されたファイアオパールを源流とし、スペイン征服後ヨーロッパに伝わりました。1840年代マグダレナ鉱山が本格的な商業採掘を開始し、19世紀末〜20世紀のオパールジュエリーの一角を担いました。豪州産発見前は世界市場の主要供給源でした。
伝 承 ・ 石 言 葉
10月の誕生石。石言葉は『情熱』『独立』『誇り』。火山が育んだ虹として、内なる炎と意志の強さの象徴。結婚14周年(オパール婚式)の記念石。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
メキシカンオパールを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

