| 硬 度 | 6.5-7 |
| 比 重 | 3.80-3.90 |
| 屈 折 率 | 1.870-1.890 |
| 結 晶 系 | 等軸晶系 |
真っ黒〜濃いインクブルーブラック。チタン含有により発色。
- 結晶粒(ざくろ石状)
- 治癒亀裂
- 産地によっては磁鉄鉱微粒子
- (なし)
- 非常に高い(0.057:ダイヤモンドの0.044を上回る)
- なし
- 01ダイヤモンドライクな虹色(ファイア)があれば強い候補
- 02でブラックトルマリン(あり)と区別
- 033.8超でブラックスピネル(3.60)より重い
- 6.5-7で日常使い可
- 超音波洗浄OK
- ファイアを活かすには研磨仕上げが重要
1カラット5千〜3万円。大粒・鮮明ファイアの品はやや高価。
※ イタリア・フランス・スイス・ロシア産が伝統的。近年マリ共和国産が市場拡大。ビクトリア朝時代の喪の宝飾品(モーニングジュエリー)に多用された歴史を持つ。
メラナイトガーネット(Ca₃Fe₂(SiO₄)₃+Ti)はチタン含有のアンドラダイトガーネットで、ギリシャ語のメラス(黒)に由来します。緑色のデマントイドと同じアンドラダイト系ですが、着色元素の違いで黒色を呈し、値0.057はダイヤモンドを上回るほどの強い虹色のファイアを見せます。ビクトリア朝時代には喪の宝飾品として珍重され、現代でも黒色宝石の中では希少で美しい選択肢として再評価されています。
主 な 産 地
イタリア(ピエモンテ州ヴァル・ダオスタ)、ロシア(ウラル)、米国(ニューヨーク州サンフォード鉱山、アーカンソー州マグネット・コーブ)、メキシコ、ノルウェーが主要産地。アンドラダイト・ガーネットの黒色変種で、チタン置換による発色。グロッシュラー族のメラナイトと混同される歴史がありますが、現代鉱物学ではアンドラダイト系列に分類されます。
歴 史
19世紀ヴィクトリア朝の喪のジュエリー(モーニング・ジュエリー)で、ジェットや黒トルマリンと並んで使用されました。命名はギリシャ語『melas(黒)』。ガーネットでありながら強い金属光沢を持つ独特の存在感から、現代でもゴシック・ジュエリーで根強い人気があります。
伝 承 ・ 石 言 葉
1月の誕生石。石言葉は『守護』『静寂』『不屈』。漆黒の輝きから『闇を司る石』と呼ばれ、邪を祓い意志を貫く象徴。結婚2周年(ガーネット婚式)の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
メラナイトガーネットを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。



