| 硬 度 | 5.5-6.5 |
| 比 重 | 2.00-2.20 |
| 屈 折 率 | 1.450 |
| 結 晶 系 | 非晶質(アモルファス) |
母岩(鉄鉱石・砂岩・粘土岩)の茶〜黒色地に、網目状・脈状のが張り巡らされる。
- 母岩の微細な鉄鉱物・砂粒
- オパール脈の自然な不規則性
- 多孔質部分
- 母岩にした効果
- 等方性(オパール部)
- 母岩全体から複雑な反射
- 01母岩(岩盤)とオパールが一体化した構造
- 02が岩の内部に脈状に張り巡らされる
- 03ボルダーオパールと違い、オパールが岩に的に含まれる
- 5.5-6.5で日常使いには注意
- 急激な温度変化・乾燥によるクレージング注意
- 超音波・蒸気洗浄禁忌
1個数千〜10万円。独特の宇宙的模様で評価変動。
※ オーストラリア・アンダムーカ産が伝統的で、黒色処理(砂糖処理・硫酸処理)を施したものが市場主流。クイーンズランド州のボルダーマトリックスも流通。処理の有無表記が重要。
(Matrix Opal)は、母岩(ironstone・砂岩・粘土岩等)の内部にオパールの微細な脈や粒が的に含まれる複合構造の宝石です。代表的産地はオーストラリア・南オーストラリア州のアンダムーカ(黒色処理されたアンダムーカマトリックスが有名)と、クイーンズランド州のボルダーマトリックス。岩の持つ宇宙的・抽象的な模様との組み合わせが魅力で、独創的な一点物として評価されます。
主 な 産 地
オーストラリア(クイーンズランド州ヤワー、アンドアモーカ)、ホンジュラスが主要産地。母岩中に微小なオパール片が散りばめられた状態で産出し、母岩ごとカット・研磨します。ブラック・マトリックス・オパールはアンドアモーカ産が伝統的、ハニカム状の独特の地模様で知られます。ホンジュラス産は黒い玄武岩母岩に金赤色のオパールが散りばめられた風合い。
歴 史
豪州ではアンドアモーカ鉱区(南豪州)が1872年に発見され、ボルダー・オパールと並ぶ独自スタイルとして発展。1960年代以降『トリート(処理)マトリックス』(砂糖水+硫酸で炭化させ黒地を強化)が一般化し、市場流通の多くを占めるようになりました。無処理ナチュラルは希少です。
伝 承 ・ 石 言 葉
10月の誕生石。石言葉は『繋がり』『大地』『調和』。母岩と一体化した姿から『地と虹の融合』と呼ばれ、土に根ざした美の象徴。結婚14周年(オパール婚式)の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
マトリックスオパールを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


