基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 5-5.5 |
| 比 重 | 2.35-2.60 |
| 屈 折 率 | 1.45-1.55 |
| 結 晶 系 | 非晶質(天然ガラス) |
色 の 範 囲Color Range
赤褐色と黒のマーブル模様。ヘマタイトの混入による発色。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
ほぼ無反応
短 波
254 nm
ほぼ無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 気泡
- ヘマタイトの斑模様
光 学 的 性 質Optical Traits
- (非晶質)
- 貝殻状割れ面
識 別 の 要 点ID Points
- 01ガラス光沢
- 02貝殻状の割れ面
- 03赤黒のマーブル模様
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 5〜5.5で傷つきやすい
- 割れやすい性質
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1ピース数百円〜数千円。
※ メキシコ・アメリカ(オレゴン)産が代表。パワーストーンとしての流通も多い。
概 要Summary
マホガニーオブシディアンはヘマタイトが混入した黒曜石(天然ガラス)で、赤褐色と黒のマーブル模様が特徴。火山活動で急冷した溶岩がガラス化した岩石です。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
メキシコ(ハリスコ州)、米国オレゴン州、グアテマラ、アルメニアが主要産地。火山ガラスの一種(オブシディアン)で、酸化鉄(ヘマタイト)の縞・斑紋を含み、深い赤褐色〜マホガニー色を呈します。アルメニア産は新石器時代から鏡・刃物として加工された遺跡が多数発見されています。
歴 史
アステカ文明・マヤ文明では黒オブシディアンとともに祭祀具・武具に多用され、マホガニーオブシディアンは特に首長の儀式用とされました。スペイン征服後、メキシコの装飾鉱物として欧州にも伝わりました。20世紀後半以降パワーストーン市場で『土と火の融合石』として独自地位を確立。
伝 承 ・ 石 言 葉
誕生石指定なし。石言葉は『安定』『再生』『勇気』。木目模様から『大地の織りなす石』と呼ばれ、根を張る意志と再生力の象徴。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
マホガニーオブシディアンを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

