Iroishi Checker
No. 056 / 141

マホガニーオブシディアン

MAHOGANY OBSIDIAN · まほがにーおぶしでぃあん
天 然茶 系
基 本 情 報Properties
硬 度5-5.5
比 重2.35-2.60
屈 折 率1.45-1.55
結 晶 系非晶質(天然ガラス)
色 の 範 囲Color Range

赤褐色と黒のマーブル模様。ヘマタイトの混入による発色。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
ほぼ無反応
短 波
254 nm
ほぼ無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 気泡
  • ヘマタイトの斑模様
光 学 的 性 質Optical Traits
  • (非晶質)
  • 貝殻状割れ面
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01ガラス光沢
  2. 02貝殻状の割れ面
  3. 03赤黒のマーブル模様
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 5〜5.5で傷つきやすい
  • 割れやすい性質
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1ピース数百円〜数千円。

※ メキシコ・アメリカ(オレゴン)産が代表。パワーストーンとしての流通も多い。

概 要Summary

マホガニーオブシディアンはヘマタイトが混入した黒曜石(天然ガラス)で、赤褐色と黒のマーブル模様が特徴。火山活動で急冷した溶岩がガラス化した岩石です。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

メキシコ(ハリスコ州)、米国オレゴン州、グアテマラ、アルメニアが主要産地。火山ガラスの一種(オブシディアン)で、酸化鉄(ヘマタイト)の縞・斑紋を含み、深い赤褐色〜マホガニー色を呈します。アルメニア産は新石器時代から鏡・刃物として加工された遺跡が多数発見されています。

歴 史

アステカ文明・マヤ文明では黒オブシディアンとともに祭祀具・武具に多用され、マホガニーオブシディアンは特に首長の儀式用とされました。スペイン征服後、メキシコの装飾鉱物として欧州にも伝わりました。20世紀後半以降パワーストーン市場で『土と火の融合石』として独自地位を確立。

伝 承 ・ 石 言 葉

誕生石指定なし。石言葉は『安定』『再生』『勇気』。木目模様から『大地の織りなす石』と呼ばれ、根を張る意志と再生力の象徴。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

マホガニーオブシディアンを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。