| 硬 度 | 5.5 |
| 比 重 | 2.80 |
| 屈 折 率 | 1.50 |
| 結 晶 系 | 等軸晶系(ラズライト主成分) |
深い瑠璃色〜ウルトラマリン。黄鉄鉱の金色粒・方解石の白脈を伴う。
- 黄鉄鉱(金色粒・最も特徴的)
- 方解石(白い脈)
- 輝石・ソーダライト等の副成分
- 不透明〜半透明
- 蝋状光沢
- 01深い瑠璃色 + 金色の黄鉄鉱粒 = ラピスラズリの決定打
- 025.5でガラスより硬いが傷つきやすい
- 03UV下で均一に青発光する場合は染色疑い
- 5.5で傷つきやすい
- 酸に弱い(汗・酢・柑橘類を避ける)
- オイル・ワックス充填処理品は熱・溶剤NG
1カラットあたり数百円〜5万円。アフガニスタン産最高級(1カラット1万円超)。
※ アフガニスタン・バダフシャン地方サリサング鉱山が6000年前から世界最高品質の産地。チリ・ロシア・米国産もあり。古代エジプト・メソポタミア時代から王族の宝石として珍重された。
ラピスラズリはラズライト(方ソーダ石群)・方解石・黄鉄鉱を主成分とする複合岩石で、深い瑠璃色が特徴。古代エジプトのツタンカーメン黄金マスクやメソポタミアの装飾品に用いられ、ルネサンス期には顔料『ウルトラマリン』として油絵具の最高級青色を担いました。アフガニスタン・サリサング鉱山は6000年以上採掘が続く世界最古の宝石鉱山の一つ。
主 な 産 地
アフガニスタン北東部バダフシャン州サリ・サング鉱山が最高峰の産地で、紀元前6000年以上前から採掘される世界最古の鉱山の一つ。深い群青に金色(パイライト)の星が散る品質が最上級。チリ(オバジェ)、ロシア(バイカル湖畔)、米国コロラド州、カナダ、パキスタン、ミャンマーも産出。チリ産は白い方解石が混じる傾向。
歴 史
紀元前4世紀のメソポタミア(シュメール)・古代エジプトで王族の象徴。ツタンカーメン王の黄金マスクの目・眉に使用され、彼の墓副葬品にも多数。中世ヨーロッパではこれを粉末にした顔料『ウルトラマリン』が金より高価で、ルネサンス絵画(フェルメール『真珠の耳飾りの少女』のターバンなど)に使用されました。
伝 承 ・ 石 言 葉
12月の誕生石(一部資料)。石言葉は『真実』『成功の保証』『健康・幸運・愛』。古代エジプトでは『天空の欠片』として神聖視され、結婚9周年の記念石。深い群青と金の輝きが宇宙の秩序を象徴。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ラピスラズリを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


