| 硬 度 | 6.5-7 |
| 比 重 | 3.34 |
| 屈 折 率 | 1.66-1.68 |
| 結 晶 系 | 単斜晶系(多結晶集合体) |
白〜緑〜紫〜赤茶。エメラルドグリーン半透明の『琅玕(ろうかん)』が最高級。
- 繊維状の組織(顕微鏡で見える)
- 斑点状のクロマイト
- 色のムラ・ゾーニング
- 多結晶集合体のため光学特性は複雑
- 靱性が宝石中最高クラス
- 01繊維状のもや・半透明感が翡翠の特徴
- 02UV無反応・酸に強い
- 03強いは樹脂含浸・染色の疑い
- 043.3前後と重め
- 6.5〜7だが靱性が極めて高く割れにくい
- 酸・強アルカリに弱い
- Bグレード品は超音波洗浄禁忌
1ピース数千円〜数億円。琅玕(ろうかん)は超高値。
※ ミャンマー(ビルマ)産が最高級。中国市場で特に高値。Aグレード(無処理)・Bグレード(樹脂含浸)・Cグレード(染色)の鑑別が必須。
ジェダイト(硬玉翡翠)はジェダイト輝石を主成分とする多結晶集合体で、本翡翠と呼ばれます。中国では古来『玉』として王権の象徴とされ、現代でも極めて高値で取引されます。エメラルドグリーンの半透明な『琅玕』は宝石界でも最高峰の価値を持ちます。
主 な 産 地
ミャンマー(カチン州ホパカン地区)が最高峰の産地で、エメラルドグリーンの『インペリアルジェード』を独占的に供給。グアテマラ(モタグア渓谷)はマヤ・アステカ文明の古代産地で、近年再注目。ロシア(ポリャールヌィ・ウラル)、カザフスタン、日本(新潟県糸魚川)、米国カリフォルニア州、ニュージーランドも産出。糸魚川産は世界最古(縄文時代)のヒスイ加工地。
歴 史
中国で4000年以上にわたり『玉(ぎょく)』として最高級の石とされ、皇帝の象徴。清朝の西太后はジェイダイトを特に愛し、ミャンマー産の『インペリアルジェード』が皇室御用達となりました。日本では縄文時代(紀元前5000年頃)から糸魚川産ヒスイが装身具・祭祀具として用いられ、邪馬台国の卑弥呼への献上品にも含まれたとされます。
伝 承 ・ 石 言 葉
5月の誕生石(一部資料)。石言葉は『繁栄』『健康と長寿』『成功』。中国では『五徳(仁・義・礼・智・信)』を備えた石として皇帝・貴族の象徴。日本では『玉(たま)』として古来神聖視され、糸魚川は2016年に国石に指定。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ジェダイト(硬玉翡翠)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


