Iroishi Checker
No. 026 / 141

グリーントルマリン

GREEN TOURMALINE · ぐりーんとるまりん
天 然緑 系
基 本 情 報Properties
硬 度7-7.5
比 重3.06
屈 折 率1.624-1.644
結 晶 系六方晶系(三方晶系)
色 の 範 囲Color Range

黄緑〜深緑〜青緑。クロム含有のクロムトルマリンは特に鮮やか。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
ほぼ無反応
短 波
254 nm
ほぼ無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 管状(チューブ状)
  • 二相
  • 明瞭
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 性あり
  • 強い二色性:明緑〜暗緑
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01管状が確定的
  2. 02明瞭
  3. 03縦方向と横方向で色が大きく異なる二色性
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 7〜7.5で実用的だが熱に弱い
  • 超音波洗浄は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラット数千円〜数万円。クロム含有は数倍。

※ 10月の誕生石(ピンクトルマリンと並び)。ブラジル・アフガニスタン産が中心。

概 要Summary

グリーントルマリンはトルマリン族の緑色バラエティで、鉄またはクロムによって発色します。クロム含有種は特に鮮やかで『クロムトルマリン』と呼ばれエメラルドに迫る色合いを示します。トルマリンはが強く、カット方向によって色が大きく変わります。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

ブラジル(ミナス・ジェライス州)が最大の産地で、鮮やかな黄緑〜深緑を産出。アフガニスタン、パキスタン、マダガスカル、モザンビーク、ナミビア、ナイジェリア、米国メイン州・カリフォルニア州、ロシア(ウラル)、ジンバブエも知られる産地。クロムを含む『クロム・トルマリン』は特に鮮やかなエメラルドグリーンで高評価。

歴 史

16世紀にブラジルで発見され、当初はエメラルドと混同されていました。1554年スペインの探検家がブラジルから持ち帰った緑石が長らく『ブラジル・エメラルド』と呼ばれた逸話があります。1800年スウェーデンの化学者ベルツェリウスが独立鉱物として分類。現代ではエメラルドより安価で耐久性の高い緑宝石として再評価。

伝 承 ・ 石 言 葉

10月の誕生石(トルマリン全般)。石言葉は『広い心』『寛容』『忍耐』。心臓のチャクラに対応するとされ、感情の癒し・自然との調和・対人関係の改善を象徴。

OBSERVATION TOOLS · 4 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

グリーントルマリンを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。