基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 9 |
| 比 重 | 4.00 |
| 屈 折 率 | 1.762-1.770 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
色 の 範 囲Color Range
明緑〜深緑〜オリーブ。鉄による発色。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
ほぼ無反応
短 波
254 nm
ほぼ無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 絹糸状
- 指紋状の液体封入物
光 学 的 性 質Optical Traits
- 性あり(弱)
- 二色性:青緑〜黄緑
識 別 の 要 点ID Points
- 019でエッジ鋭い
- 02・六角ゾーニングが見えれば天然
- 03弱
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 9で耐久性最高クラス
- 超音波洗浄OK
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラット数千円〜数万円。ブルーより安価。
※ オーストラリア・タンザニア・タイ産が中心。
概 要Summary
グリーンサファイアはコランダムの緑色バラエティで、鉄イオンによって発色します。ブルーやピンクのサファイアと比べると地味で安価ですが、9の優れた耐久性とコランダムならではの輝きを持ちます。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
オーストラリア(クイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州)産が世界最大の供給源で、深いボトルグリーンが特徴。タイ・カンボジア(パイリン)、米国モンタナ州、マダガスカル、タンザニア、スリランカも産出。ミャンマー(モゴック)産は『ティール(青緑)』として近年人気が高まっています。
歴 史
1870年代豪州クイーンズランドのアナキー鉱山で大規模に発見され、19世紀末〜20世紀初頭にかけて欧州市場に供給されました。ヴィクトリア朝の喪のジュエリー(深緑の宝石)にも用いられています。長らく『地味なサファイア』とされていましたが、2010年代以降のティール/ダックブルー人気により再評価されています。
伝 承 ・ 石 言 葉
9月の誕生石。石言葉は『誠実』『成長』『調和』。落ち着いた緑の輝きから『賢者の石』と呼ばれ、知恵と忠誠の象徴。結婚45周年(サファイア婚式)の記念石。
OBSERVATION TOOLS · 3 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
グリーンサファイアを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


