Iroishi Checker
No. 023 / 141

グリーンガラス

GREEN GLASS · ぐりーんがらす
模 造緑 系
基 本 情 報Properties
硬 度5-6
比 重2.4-2.5
屈 折 率1.50前後
結 晶 系非晶質
色 の 範 囲Color Range

黄緑〜深緑。クロム・銅・鉄など多様な着色。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常無反応
短 波
254 nm
通常無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • (流れ模様)
  • 均一な色
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 性(非晶質)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01気泡またはが見えればガラス確定
  2. 02低くエッジが摩耗しやすい
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 5〜6と低く傷つきやすい
  • 強い衝撃で割れやすい
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

数百円程度。装飾用途。

※ アンティーク・コスチュームジュエリーに広く使われる。

概 要Summary

グリーンガラスは様々な金属酸化物で緑に着色されたガラス。エメラルドの模造品として古くから使われており、アンティークジュエリーには味わいのあるピースも多くあります。宝石価値はありませんが、装飾的価値で評価されます。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

中国・チェコ・インド・オーストリア・米国が主要生産地。発色は銅・クロム・鉄の組み合わせ。古代エジプトの緑ガラスから始まり、古代ローマの『ローマン・グリーン』、ヴェネツィアン・グラスのアベンチュリン・グラス(銅片散らし)、ボヘミアン・ウランガラス(19世紀)まで多様な系譜があります。

歴 史

紀元前1500年古代エジプトで緑ガラスがファイアンス焼きと並ぶ装飾素材として確立。中世ヴェネツィアでアベンチュリン・グラス(偶然発見=ベンチュラ)が開発され、現在のアベンチュリン鉱物名の語源に。1730年代ストラスでエメラルド代替として大流行しました。

伝 承 ・ 石 言 葉

誕生石指定なし(人工材料)。エメラルド代替として、カジュアルジュエリーで緑の表現を担う素材。希望・成長の象徴として親しまれます。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

グリーンガラスを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。