基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 9 |
| 比 重 | 3.95-4.03 |
| 屈 折 率 | 1.762-1.770 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
色 の 範 囲Color Range
淡灰〜スチールグレー〜スモークグレー。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
無反応〜弱い反応
短 波
254 nm
弱い反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 絹糸状の
光 学 的 性 質Optical Traits
- 性あり(弱)
- 二色性あり(弱)
識 別 の 要 点ID Points
- 01均一なグレー色
- 02光学効果なし
- 039で耐久性高い
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 9で日常使い向き
- 超音波洗浄基本OK
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラットあたり数千円〜数万円。
※ スリランカ・マダガスカル産が代表。近年ブライダルで人気の落ち着いたカラー。グレースピネルとは別種で、屈折率・複屈折の有無で区別可能。
概 要Summary
グレーサファイアはコランダムのグレー変種で、鉄・チタンによる発色。近年『スティールカラー』の愛称でブライダルリングに選ばれる落ち着いた色合いが人気です。グレースピネルとは・・の有無で区別できます。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
スリランカ(ラトナプラ)、マダガスカル(イラカカ)、タンザニア(ウンバ渓谷)、米国モンタナ州ヨゴ・ガルチが主要産地。鉄を主成分とする淡灰〜スチールグレー〜プラチナグレー。モンタナ・ヨゴ産は『コーンフラワーブルー』寄りのスティールグレーで、米国産サファイアの最高峰として知られます。2010年代のミニマル・モダンジュエリー流行で需要が急増しました。
歴 史
ヨゴ鉱山(米国モンタナ州)は1895年金鉱探査中に副産物として発見され、20世紀初頭にティファニー社が買い付け『ティファニー・モンタナ・サファイア』として販売。20世紀後半は地味な色として扱われていましたが、2015年以降のニッチブランド指向(Catbird、Mejuri 等)で再評価されています。
伝 承 ・ 石 言 葉
9月の誕生石。石言葉は『理性』『洗練』『静謐』。月光のような銀色から『理性と気品の石』と呼ばれ、判断力と落ち着きの象徴。結婚45周年(サファイア婚式)の記念石。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
グレーサファイアを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


