基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 6-6.5 |
| 比 重 | 2.56-2.59 |
| 屈 折 率 | 1.518-1.526 |
| 結 晶 系 | 単斜晶系 |
色 の 範 囲Color Range
グレー〜スモークグレーの地色に柔らかい青白。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱い青白
短 波
254 nm
弱い
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 層状構造(アデュラリアとオーソクレーズ)
- 繊維状
- カー(の張り)
光 学 的 性 質Optical Traits
- アデュラレッセンス(月光のような青白)
- あり(2方向完全)
識 別 の 要 点ID Points
- 01柔らかい青白
- 02カット基本
- 036月の誕生石
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 6〜6.5で衝撃・落下に弱い
- があるため超音波洗浄は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラットあたり数千円〜数万円。
※ インド・スリランカ・マダガスカル産が代表。6月の誕生石。
概 要Summary
ムーンストーンはフェルドスパー族のうち正長石(オーソクレーズ)とアデュラリアの層状構造が光を干渉して生じる『アデュラレッセンス』を示す宝石です。グレームーンストーンは地色に深みがあり大人向けの印象を持ちます。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
インド南部(タミル・ナードゥ州)、スリランカ(メーティヤゴダ)、マダガスカル、米国バージニア州、ミャンマー、オーストラリアが産出。アドラリア(正長石)またはサニディン(高温正長石)が主成分で、月光のような銀灰色のシーンを示します。インド産が黒地に近い『ブラック・ムーンストーン』として近年市場で人気が高まっています。
歴 史
古代から白ムーンストーンとともに月の女神の聖石とされ、グレー系は『神秘の月光』として独立カテゴリ化したのは20世紀後半以降。1990年代のニューエイジ運動・2010年代のミニマルジュエリー流行で再評価され、ヴィンテージ感のある渋い輝きが現代的なファッションに溶け込んでいます。
伝 承 ・ 石 言 葉
6月の誕生石。石言葉は『直感』『内省』『再生』。霞んだ月光のような輝きから『沈思の石』と呼ばれ、瞑想と心の静寂の象徴。結婚3周年の記念石。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
グレームーンストーンを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

