Iroishi Checker
No. 118 / 141

GGG(ガドリニウムガリウムガーネット)

GGG · ジージージー
合 成無 色 系
基 本 情 報Properties
硬 度6.5-7
比 重7.02-7.09
屈 折 率1.970
結 晶 系立方晶系
色 の 範 囲Color Range

無色透明

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
橙色
短 波
254 nm
橙色
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 核結晶
  • 気泡
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 等方性
  • 0.045
識 別 の 要 点ID Points
  1. 017.0以上と極めて重い
  2. 02橙色UV
  3. 03無し
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 7で柔らかめ・傷注意
  • 超音波洗浄可
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

ルース数百〜数千円。ビンテージ市場のみ。

※ YAGと同時期のダイヤ代替合成石。CZ登場で消滅。

概 要Summary

GGG(Gd₃Ga₅O₁₂)はガドリニウム・ガリウム・酸素から成る合成ガーネットで、7以上と宝石としては異例の重さを持ちます。YAGと並び1970年代のダイヤモンド代替石として流通しましたが、CZ登場で市場から退場しました。現在はレーザー結晶基板など工業用途が主流です。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

1968年米国IBM・ベル研究所が磁気バブルメモリ素材として開発したGd3Ga5O12(ガドリニウム・ガリウム・ガーネット)。チョクラルスキー法による合成。1.97・0.045・モース6.5〜7。1970年代米国・日本で宝石転用が試みられ、ダイヤモンド代替として一時期流通。現在は工業用途中心で、宝石用途は専門コレクターのみ。

歴 史

1970年代米国アライド・ケミカル社等が宝石用大型結晶を生産。YAGよりともダイヤに近く『最高のダイヤ模造』とされましたが、原料ガリウムが高価でコスト面でCZに敗北。1980年代以降は工業用磁気メモリ・レーザー材料・特殊光学素材としての用途に特化しています。

伝 承 ・ 石 言 葉

誕生石指定なし(合成石)。石言葉は『精密』『記憶』『未来』。コンピュータ素材としての歴史から、技術と記憶の象徴。

OBSERVATION TOOLS · 1 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

GGG(ガドリニウムガリウムガーネット)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。