Iroishi Checker
No. 075 / 141

ファイアオパール

FIRE OPAL · ふぁいあおぱーる
天 然オ パ ー ル黄 · 橙 系
基 本 情 報Properties
硬 度5.5-6
比 重1.97-2.20
屈 折 率1.37-1.47
結 晶 系非晶質(含水シリカ)
色 の 範 囲Color Range

オレンジ〜赤〜ゴールデンイエロー。を伴わない個体も多い。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
緑白〜青白く発光
短 波
254 nm
弱い
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 細かな気泡
  • 水分の微細な分布
光 学 的 性 質Optical Traits
  • 一部個体にプレイ・オブ・カラー
  • 透明感の高い地色
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01オレンジ〜赤の地色
  2. 02透明〜半透明
  3. 03メキシコ・ケレタロ産が代表
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 含水鉱物で乾燥・熱に弱い
  • 超音波洗浄は禁忌
  • 衝撃でひび割れやすい
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラットあたり数千円〜数十万円。

※ メキシコ・ケレタロ産が最高品質。遊色を伴うものは希少で高価。10月の誕生石。

概 要Summary

ファイアオパールはオパールの暖色バラエティで、メキシコ・ケレタロ地方が世界の主要産地です。アステカ文明では『太陽の石』として崇められた歴史を持ちます。透明度の高い地色が特徴で、を示さない個体も多く流通しています。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

メキシコ(ケレタロ州、ハリスコ州、サン・ルイス・ポトシ州)が世界最大の産地で、明るいオレンジ〜赤橙の透明〜半透明体が特徴。ブラジル(ピアウィ州ペドロ・セグンド)、米国オレゴン州、エチオピア、トルコ、カザフスタンも産出。透明体は『プレシャス・ファイアオパール』、効果を示すものは特に高評価。

歴 史

アステカ文明では『ケツァリ・イトゥストリ(楽園の鳥の石)』として神聖視され、太陽神トナティウへの捧げ物に用いられました。スペイン征服後ヨーロッパに伝わり『メキシカン・ファイアオパール』として19世紀から欧州ジュエリー市場で愛好されています。1971年ペドロ・セグンド産が大規模発見されブラジル産が市場に加わりました。

伝 承 ・ 石 言 葉

10月の誕生石。石言葉は『情熱』『生命力』『勇気』。燃えるオレンジから『太陽の魂』と呼ばれ、活力と前進する意志の象徴。結婚14周年(オパール婚式)の記念石。

OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

ファイアオパールを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。