| 硬 度 | 10 |
| 比 重 | 3.52 |
| 屈 折 率 | 2.417 |
| 結 晶 系 | 等軸晶系 |
無色透明。わずかに黄味・褐色を帯びるものも多い。ファンシーカラーは別格。
- 小さな黒色結晶(カーボンインクルージョン)
- フェザー状の亀裂
- 針状・点状の包有物
- 三角形の成長跡(トリゴン)
- (なし)
- 高い2.417と強いによる閃光(ファイアー)
- 01なし+強い閃光+非常に硬い
- 02水滴を載せると球体を保つ(親油性)
- 03曇り息を吹きかけると一瞬でる(熱伝導性高)
- 04紙に映したときに鉛筆線が見えない(高による全反射)
- 10でほぼ傷つかないが、衝撃で欠ける(あり)
- 超音波洗浄OK(が多い石は注意)
1カラットあたり10万〜数百万円(4C品質で大きく変動)。
※ GIA等の鑑定書付きが市場標準。近年はCVD/HPHT合成ダイヤが流通しており、外観区別は困難。
ダイヤモンドは炭素の結晶で、自然界で最も硬い鉱物。モース10、2.417、0.044の高い光学性能により、他の追随を許さない閃光を放ちます。婚約指輪の定番として世界中で愛用されています。
主 な 産 地
現在の主要産地はロシア(ヤクーチア)、ボツワナ、カナダ(ノースウエスト準州)、オーストラリア(アーガイル鉱山=2020年閉山)、コンゴ民主共和国、南アフリカ(キンバリー)など。歴史的にはインドのゴルコンダ産が最高峰とされ、コ・イ・ヌールやホープ・ダイヤモンドなど伝説的な石を産出。ピンクダイヤはアーガイル産、青ダイヤは南ア・カリナン鉱山が知られる。
歴 史
サンスクリット語『ヴァジュラ(雷霆)』に由来し、古代インドで紀元前4世紀には既に珍重されていました。1477年、マクシミリアン1世がブルゴーニュ公女マリーに贈ったのが婚約指輪としての初期記録。1947年のデビアスのキャンペーン『A Diamond is Forever』により、現代の婚約指輪文化が世界に広まりました。1955年に米GE社が初の人工合成に成功。
伝 承 ・ 石 言 葉
4月の誕生石。石言葉は『永遠の絆』『純潔』『不屈』。世界一硬い物質として『征服されざる者(ギリシャ語 adamas)』と呼ばれ、勇気と無敵の象徴。結婚60周年(ダイヤモンド婚式)の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ダイヤモンド(天然)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


