基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 6.5-7 |
| 比 重 | 3.84 |
| 屈 折 率 | 1.880-1.888 |
| 結 晶 系 | 等軸晶系 |
色 の 範 囲Color Range
黄緑〜深緑。クロムによる発色が最高級。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
ほぼ無反応
短 波
254 nm
ほぼ無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- ホーステイル(馬の尻尾)状(ロシア・ウラル産の証)
- クロマイト結晶
光 学 的 性 質Optical Traits
- 性(等軸晶系)
- ダイヤモンドを上回る(虹色の火)
識 別 の 要 点ID Points
- 01ダイヤモンドを超える強い(虹色の輝き)
- 02ホーステイル状はウラル産の証
- 031.88と非常に高い
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 6.5〜7で日常使い可能
- 超音波洗浄は基本OKだが多い石は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラット5万円〜数十万円。ロシア産は最高値。
※ ガーネット中最高クラスの価値。1868年ロシア・ウラル山脈で発見。
概 要Summary
デマントイドはアンドラダイトガーネットの緑色変種で、語源はオランダ語『demant(ダイヤモンド)』。ダイヤモンドを上回る値0.057を持ち、強い虹色の輝き(ファイア)を放ちます。ロシア・ウラル産の『ホーステイル』は最高級の証として珍重されます。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
1868年ロシア・ウラル山脈ボブロフカ川流域で発見。ウラル産は『ホーステイル(馬の尾)』と呼ばれる繊維状クリソタイルが特徴で、産地証明となります。1990年代にナミビア(エリンディ鉱床)、2009年マダガスカル(アンバンジャ)、近年イラン(ケルマーン州)でも発見。ウラル産が依然最高評価。
歴 史
1880〜1910年代の帝政ロシアで『ロシアン・グリーンガーネット』として大流行し、宮廷ジュエラーのファベルジェがイースターエッグや装飾品に多用。ロシア革命後に鉱山が閉鎖され入手困難に。1990年代の鉱山再開と新産地発見で再び市場に登場。エメラルドを超える度(ファイア)が特徴で、希少性から高値で取引されます。
伝 承 ・ 石 言 葉
1月の誕生石(ガーネット全般)。石言葉は『真実の愛』『勝利』『信頼』。帝政ロシアの宮廷を彩った『緑の炎』として、品格と内なる輝きの象徴。希少性から愛好家垂涎の石。
OBSERVATION TOOLS · 3 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
デマントイドガーネットを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


