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カラーチェンジスピネル
| 硬 度 | 8 |
| 比 重 | 3.58-3.63 |
| 屈 折 率 | 1.712-1.730 |
| 結 晶 系 | 等軸晶系(立方晶系) |
灯下で青〜灰青、白熱灯下で紫〜赤紫。鉄+コバルトまたはクロム+バナジウムの混合着色による。
- 八面体(スピネル結晶の陰影)
- 指紋状の液体封入物
- 結晶粒のクラスター
- (完全になし)
- なし
- 中程度の変色効果
- 01・なしでアレキサンドライト/カラーチェンジサファイアと明確に区別
- 02八面体のはスピネル特有
- 03変色の鮮明度はアレキより弱いがサファイアより強いことがある
- 8で日常使いに適する
- 超音波洗浄は通常可(多い個体は避ける)
- 急激な温度変化は避ける
1カラット3万〜30万円。鮮明変色と1ct超は希少。
※ スリランカ・ミャンマー・タジキスタン・タンザニア産が流通。アレキサンドライトやカラーチェンジサファイアより知名度が低く、市場では過小評価されがち。
カラーチェンジスピネル(MgAl₂O₄)は、鉄・コバルト・クロム・バナジウムの微量元素による変色効果を示すスピネルのバラエティです。灯下で青〜灰青、白熱灯下で紫〜赤紫へと変化し、アレキサンドライト効果と類似しますが、でを持たない点が決定的に異なります。八面体のと高い(8)が識別ポイントで、近年コレクター市場で注目が高まっている希少石です。
主 な 産 地
スリランカ(ラトナプラ)、ミャンマー(モゴック)、タンザニア(マへンゲ近郊)、ベトナム、タジキスタン(クフィラブ)が産出。クロム+バナジウム含有による色変化で、昼の青〜灰青から夜の紫赤への変化を示します。スピネルの中でも特に希少で、市場流通量は限定的。1ct以上の良質石は数十万円〜の高値。
歴 史
20世紀後半以降のスピネル研究進展で『カラーチェンジ・スピネル』が独立カテゴリ化。2000年代のスピネル人気上昇とともにコレクター市場で注目を集め、GIAやLotus Gemologyのレポートで色変化幅・色純度が記載される個別変種となっています。
伝 承 ・ 石 言 葉
8月の誕生石(2016年AGTAが追加)。石言葉は『変容』『直感』『神秘』。光で色を変える姿から『移ろう輝きの石』と呼ばれ、柔軟な思考と内なる成長の象徴。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
カラーチェンジスピネルを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


