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カラーチェンジサファイア(天然)
| 硬 度 | 9 |
| 比 重 | 4.00 |
| 屈 折 率 | 1.762-1.770 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
灯で青〜青紫、白熱灯で紫〜紫赤。変化の幅は個体差が大きい。
- 絹糸状インクルージョン(シルク)
- 指紋状
- 結晶包有物
- 変色性(青→紫)
- 強い
- シルクによる光散乱
- 01ルーペで絹糸状を確認
- 029・1.762-1.770
- 03青→紫の変色はバナジウム着色
- 9で非常に堅牢
- 日常使用・超音波洗浄に耐える
- 強酸・強アルカリは避ける
1カラット数万〜50万円。鮮明変色は希少。
※ スリランカ・タンザニア(ウンバ谷)・マダガスカル産が代表。バナジウム微量含有による変色で、アレキよりも流通量は少ない。
カラーチェンジサファイアはコランダム(Al₂O₃)のバナジウム含有バラエティで、灯下で青、白熱灯下で紫〜紫赤に変化します。アレキサンドライトより流通量は少なく、9と耐久性に優れるため実用性の高いカラーチェンジ宝石として評価されています。
主 な 産 地
スリランカ(ラトナプラ、エラヘラ)産が伝統的最高峰で、昼の青〜緑から夜の紫〜赤紫への変化を示します。タンザニア(ウンバ渓谷、トゥンドゥル)、マダガスカル(イラカカ)、ミャンマー(モゴック)も産出。バナジウム含有による『アレキサンドライト効果』を示し、変色の幅と純度が品質評価の鍵です。良質1ct以上は数十万円〜の高値。
歴 史
19世紀末スリランカ産のカラーチェンジ・サファイアが欧州市場に現れ、当初『シーロン・アレキサンドライト』『東洋のアレキサンドライト』と呼ばれていました。20世紀以降の鑑別技術発展で、コランダムの色変種として独立分類されています。現代ではアレキサンドライトより手頃な変色石として人気があります。
伝 承 ・ 石 言 葉
9月の誕生石。石言葉は『変容』『神秘』『多面性』。光で色を変える姿から『二面の石』と呼ばれ、内外の調和と直感の象徴。結婚45周年(サファイア婚式)の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
カラーチェンジサファイア(天然)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


