基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 5-6 |
| 比 重 | 2.40-3.00 |
| 屈 折 率 | 1.470-1.700 |
色 の 範 囲Color Range
無色透明
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
通常は無反応(着色剤により変動)
短 波
254 nm
通常は無反応
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 丸気泡
- (流れ模様)
光 学 的 性 質Optical Traits
- 貝殻状破断面
識 別 の 要 点ID Points
- 01丸気泡はガラスの決定的証拠
- 02温かい触感(水晶より温感)
- 03(なし)
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 傷つきやすい
- アセトン等の溶剤避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
数十〜数百円。装飾用。
※ 『スワロフスキークリスタル』『ラインストーン』も全てガラス製。
概 要Summary
無色ガラスはシリカを主成分とする人工非晶質固体で、鉛ガラス(レッドクリスタル)、ソーダガラス、ホウケイ酸ガラス等の種類があります。・は組成により変動しますが、丸気泡・・貝殻状破断面という共通の鑑別ポイントを持ちます。装飾用としては優秀ですが宝石価値はほぼありません。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
中国・チェコ・オーストリア(スワロフスキー)・米国・インド・フランス(バカラ)が主要生産地。鉛酸化物添加によるクリスタルガラス(鉛ガラス)が高(1.5〜1.7)を実現し、ダイヤモンド代替として歴史的に重用されました。1730年代Joseph Strassが完成した『ストラス(ラインストーン)』が現代ファッションジュエリーの源流。
歴 史
古代エジプト・ローマから無色ガラス装飾が存在。1676年英国George Ravenscroftが鉛ガラス(レッドクリスタル)を発明。1730年代パリのジョセフ・ストラスがダイヤカット技法を完成させ、ストラス(ラインストーン)として欧州貴族社会に大流行。1895年ダニエル・スワロフスキーが機械精密カット技術を確立し、現代の主要ブランドへ。
伝 承 ・ 石 言 葉
誕生石指定なし(人工材料)。ダイヤモンドの代替として、カジュアルジュエリー・ファッションアイテムで透明な輝きを担う素材。可能性・純粋さの象徴として親しまれます。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
無色ガラス(模造石)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

