基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 6.5-7.5 |
| 比 重 | 4.65 |
| 屈 折 率 | 1.925-1.984 |
| 結 晶 系 | 正方晶系 |
色 の 範 囲Color Range
明るいスカイブルー〜ティール(青緑)。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
弱い黄色〜オレンジ
短 波
254 nm
弱い
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 明瞭な成長帯
- 放射線損傷による微細な亀裂
- 結晶粒
光 学 的 性 質Optical Traits
- 非常に強い(明瞭な)
- 高(ダイヤ並みの虹色のきらめき)
- が非常に高い(4.6超)
識 別 の 要 点ID Points
- 01明瞭な + 虹色の = ジルコン
- 024.6超で非常に重く感じる
- 03稜が摩耗しやすい
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 稜が摩耗しやすいため衝撃注意
- 超音波洗浄は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラットあたり5千円〜3万円。透明度高い大粒は高価。
※ カンボジア産の加熱処理ブルージルコンが市場の大半。12月の誕生石として1950年代に確立。
概 要Summary
ブルージルコン(ZrSiO₄)はカンボジア・タイ・ベトナムで産出する褐色ジルコンをして青く発色させたもの。天然のまま青いジルコンは極めて希少です。高い(1.92-1.98)・高(0.039)により、ダイヤモンドに近いきらめきを放つ歴史的な代用石としても知られます。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
カンボジア(ラタナキリ州)が世界最大の産地で、スターライト・ブルーと呼ばれる鮮やかな水色〜ターコイズブルーを産出。タイ(チャンタブリ)、ミャンマー(モゴック)、タンザニアも産出。市場流通のほぼ100%が茶ジルコンを900〜1000℃でして青に変化させたもので、無処理ナチュラル・ブルーは極めて稀少です。
歴 史
1920年代以降カンボジア・タイ国境のラタナキリ産茶ジルコンをする技術が確立し、『スターライト』『ブルージルコン』として欧米市場に流入。アール・デコ期のジュエリーで多用され、ダイヤモンドの代替輝石として人気を博しました。
伝 承 ・ 石 言 葉
12月の誕生石。石言葉は『癒し』『安らぎ』『精神の調和』。澄んだ青から『天空の石』と呼ばれ、心の平穏と直感の象徴。
OBSERVATION TOOLS · 2 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ブルージルコンを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


