基 本 情 報Properties
| 硬 度 | 8 |
| 比 重 | 3.53 |
| 屈 折 率 | 1.610-1.638 |
| 結 晶 系 | 斜方晶系 |
色 の 範 囲Color Range
淡いスカイブルー、鮮やかなスイスブルー、深いロンドンブルー。多くは照射+。
紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
反応なし〜ごく弱い
短 波
254 nm
反応なし
典 型 的 内 包 物Inclusions
- 二相・三相インクルージョン
- 管状キャビティ
- ほぼクリーンなことも多い
光 学 的 性 質Optical Traits
- あり(中程度)
- :弱〜中(青と無色)
識 別 の 要 点ID Points
- 01ブラックライトにほぼ反応しない
- 02サファイアよりが低いため、光沢がやや控えめ
- 03明瞭な完全があるため、エッジに跡が見えることがある
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
- 完全があるため、衝撃で割れやすい
- 超音波洗浄・高温は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE
1カラットあたり数百円〜数千円(処理石)。
※ 天然の青色トパーズは希少で、市場品のほとんどは無色トパーズへの放射線照射+加熱による着色。
概 要Summary
ブルートパーズはトパーズ(珪酸塩鉱物)の青色変種。天然の青は極めて稀で、市場の大部分は無色トパーズに放射線照射と加熱を施した処理石です。スカイブルー・スイスブルー・ロンドンブルーなど色調で区分されます。
由 来 と 歴 史Origin & History
主 な 産 地
天然の青いトパーズは極めて稀(テキサス州産・英国コーンウォール産など)。市場の99%以上は無色トパーズに放射線照射+を施したもの。原料の無色トパーズはブラジル(ミナス・ジェライス州)、ナイジェリア、スリランカ、中国、米国、ナミビアなどで産出。色相により『スカイブルー』『スイスブルー』『ロンドンブルー』に分類されます。
歴 史
1970年代に放射線照射技術が確立され、無色トパーズから鮮やかな青が量産可能に。1980年代以降、安価で美しい青宝石として爆発的普及。テキサス州の州石(1969年指定)でもあります。処理石ですが照射後の放射能は安全基準内に管理され、市場で広く流通。
伝 承 ・ 石 言 葉
11月の誕生石(イエロートパーズと並ぶ)。石言葉は『誠実』『友情』『繁栄』。澄んだ青が『誠実な愛と平和』を象徴し、夫婦・友人の絆を深める石として愛好されています。
OBSERVATION TOOLS · 4 ITEMS
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ブルートパーズを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
References
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


