Iroishi Checker
No. 008 / 141

ブルートパーズ

BLUE TOPAZ · ぶるーとぱーず
天 然青 系
基 本 情 報Properties
硬 度8
比 重3.53
屈 折 率1.610-1.638
結 晶 系斜方晶系
色 の 範 囲Color Range

淡いスカイブルー、鮮やかなスイスブルー、深いロンドンブルー。多くは照射+

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
反応なし〜ごく弱い
短 波
254 nm
反応なし
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 二相・三相インクルージョン
  • 管状キャビティ
  • ほぼクリーンなことも多い
光 学 的 性 質Optical Traits
  • あり(中程度)
  • :弱〜中(青と無色)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01ブラックライトにほぼ反応しない
  2. 02サファイアよりが低いため、光沢がやや控えめ
  3. 03明瞭な完全があるため、エッジに跡が見えることがある
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 完全があるため、衝撃で割れやすい
  • 超音波洗浄・高温は避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラットあたり数百円〜数千円(処理石)。

※ 天然の青色トパーズは希少で、市場品のほとんどは無色トパーズへの放射線照射+加熱による着色。

概 要Summary

ブルートパーズはトパーズ(珪酸塩鉱物)の青色変種。天然の青は極めて稀で、市場の大部分は無色トパーズに放射線照射と加熱を施した処理石です。スカイブルー・スイスブルー・ロンドンブルーなど色調で区分されます。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

天然の青いトパーズは極めて稀(テキサス州産・英国コーンウォール産など)。市場の99%以上は無色トパーズに放射線照射+を施したもの。原料の無色トパーズはブラジル(ミナス・ジェライス州)、ナイジェリア、スリランカ、中国、米国、ナミビアなどで産出。色相により『スカイブルー』『スイスブルー』『ロンドンブルー』に分類されます。

歴 史

1970年代に放射線照射技術が確立され、無色トパーズから鮮やかな青が量産可能に。1980年代以降、安価で美しい青宝石として爆発的普及。テキサス州の州石(1969年指定)でもあります。処理石ですが照射後の放射能は安全基準内に管理され、市場で広く流通。

伝 承 ・ 石 言 葉

11月の誕生石(イエロートパーズと並ぶ)。石言葉は『誠実』『友情』『繁栄』。澄んだ青が『誠実な愛と平和』を象徴し、夫婦・友人の絆を深める石として愛好されています。

OBSERVATION TOOLS · 4 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

ブルートパーズを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。