| 硬 度 | 8 |
| 比 重 | 3.60 |
| 屈 折 率 | 1.718 |
| 結 晶 系 | 等軸晶系(立方晶系) |
鉄着色の灰青〜濃青、コバルト着色の鮮やかなネオンブルー(極希少)まで幅広い。
- 八面体
- 指紋状の液体封入物
- 結晶粒のクラスター
- (なし)
- なし
- コバルト品はチェルシーフィルターで赤く見える
- 01でサファイア(弱)と区別
- 02なしでサファイア(二色性あり)と区別
- 03コバルト含有品はチェルシーフィルター下で赤く反応
- 8で日常使いに適する
- 超音波洗浄は通常可
- 急激な温度変化は避ける
1カラット1万〜50万円。コバルト着色の鮮青ネオンブルーは極希少で1ct100万円超も。
※ スリランカ・ミャンマー・ベトナム(ルクエン産の鮮青コバルトスピネルが有名)・タンザニア産。合成ブルースピネル(強赤蛍光)と混同されやすいが、天然品は通常UV無反応〜弱反応。
天然ブルースピネル(MgAl₂O₄)は鉄またはコバルトを着色元素とする青色スピネルで、サファイアと長年混同されてきた歴史を持ちます。・なしで区別でき、特にベトナム・ルクエン産のコバルト着色ネオンブルースピネルは、パライバトルマリンを凌ぐほどの鮮青色で知られる超希少石です。合成品と違いUVがほぼ無い点も識別ポイント。
主 な 産 地
スリランカ(ラトナプラ)産が伝統的産地。ミャンマー(モゴック)産は深い青を産出。最高峰はベトナム(ルクイェン)産およびタンザニア(マへンゲ)産のコバルト含有スピネルで、ネオンブルー〜ロイヤルブルーの鮮烈な発色を持ちます。スリランカ産は鉄主体で落ち着いた青、コバルト含有は1ct数十万円〜の高値が付きます。
歴 史
1990年代後半にベトナム・ルクイェン産のコバルト・ブルースピネルが発見され、市場の評価が一変。さらに2008年タンザニア・マへンゲ産でネオンブルー・スピネルが発見され、コバルト含有スピネルがコレクター市場の新スター宝石となりました。GIAレポートではコバルト含有量の有無が明記されます。
伝 承 ・ 石 言 葉
8月の誕生石(2016年AGTAが追加)。石言葉は『冷静』『誠実』『直感』。澄んだ青から『心の鏡の石』と呼ばれ、明晰な判断力と誠実さの象徴。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
ブルースピネル(天然)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。



