| 硬 度 | 7 |
| 比 重 | 2.65 |
| 屈 折 率 | 1.544-1.553 |
| 結 晶 系 | 六方晶系(三方晶系) |
薄紫〜ディープバイオレット。ブラジル・ウルグアイ・ザンビア産が代表的。
- の色帯(Tiger stripe)
- 二相(液体+気体)
- 色のゾーニング
- 性あり(弱)
- 二色性:紫と赤紫
- 01虎縞状の色帯が見えれば天然アメジストの可能性大
- 02曲線縞は水熱法合成の疑い
- 03気泡があればガラス確定
- 04強いは処理石または他石種を疑う
- 7で日常使い可能だが、長時間の日光暴露で退色する
- 超音波洗浄は基本OKだが処理石は注意
1カラット数百円〜数千円。大粒・色濃いものは1万円超も。
※ 2月の誕生石。比較的入手しやすいが、シベリア産の濃赤紫『ディープシベリアン』は高価。
アメジストは石英(クォーツ)の紫色バラエティで、微量の鉄イオンと天然放射線によって紫色を呈します。古代ギリシャでは『酔わない石』として杯に使われた歴史を持ちます。加熱するとシトリン(黄色)に変化する性質があり、市場流通のシトリンの多くは加熱アメジストです。
主 な 産 地
ブラジル(リオ・グランデ・ド・スル州)、ウルグアイ(アルティガス)が世界最大の供給源で、巨大な晶洞(アメシストドーム)を産出。ザンビア(カリバ鉱山)産は深く濃い色で『アフリカン・アメシスト』として最高評価。マダガスカル、ロシア(ウラル)、米国アリゾナ州(フォーピークス鉱山)、韓国も産出。
歴 史
ギリシャ語『amethystos(酒に酔わない)』に由来し、古代ギリシャでは酒杯にアメシストを混ぜて酔いを防ぐ風習がありました。中世ヨーロッパでは聖職者の指輪に多用され、英国国教会では司教の象徴。18世紀までエメラルド・ルビー・サファイア・ダイヤモンドと並ぶ五大宝石でしたが、19世紀ブラジル鉱床発見で価値が下がりました。
伝 承 ・ 石 言 葉
2月の誕生石。石言葉は『誠実』『心の平和』『愛情』。古来『酒の害から守る石』『悪夢を防ぐ石』として枕元に置く伝統があり、結婚17周年(アメシスト婚式)の記念石。瞑想・霊性向上の石としても人気。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
アメジストを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


