| 硬 度 | 2-2.5 |
| 比 重 | 1.05-1.10 |
| 屈 折 率 | 1.540 |
| 結 晶 系 | 非晶質(有機物化石樹脂) |
淡黄〜ゴールデン〜赤褐色〜緑(希少)〜青(ドミニカ産希少)。
- 昆虫・植物等の封入物
- 気泡・流動模様
- ディスク状の内部亀裂(太陽スパングル)
- (非晶質)
- 非常に軽い
- 01塩水(1.15)に浮く
- 02温もり感・摩擦で静電気
- 03UVで青白
- 04昆虫等の封入物
- 2〜2.5と非常に柔らかい
- 有機溶剤・アルコール・高温に弱い
- 長時間の日光で変色
1ピース数千円〜数十万円(虫入り・青系は高価)。
※ バルト海沿岸(主流)・ドミニカ共和国・ミャンマー産が代表。コーパル(若い樹脂)・プラスチック模造との区別に注意。
アンバー(琥珀)は針葉樹の樹脂が数千万年かけて化石化した有機宝石です。非常に軽く塩水に浮くのが特徴で、内部に昆虫や植物が封入されたものは科学的にも美術的にも価値が高まります。バルト海沿岸が主産地です。
主 な 産 地
バルト海沿岸(ロシア・カリーニングラード州、リトアニア、ポーランド)が世界最大の産地で、約4000万年前の樹脂が起源。ドミニカ共和国産は『ブルー・アンバー』『グリーン・アンバー』として知られ、約2500万年前。ミャンマー(カチン州)産『バーマイト』は約1億年前で最古、恐竜時代の昆虫化石を内包することで近年話題。日本(岩手県久慈市)も約8500万年前の琥珀を産出。
歴 史
新石器時代から装身具に用いられ、人類最古の宝石の一つ。古代ギリシャ語『elektron(琥珀)』が『電気(electricity)』の語源。中世から近世にかけ『琥珀の道(アンバー・ロード)』がバルト海から地中海へ通商路として栄えました。プロイセン王国の『琥珀の間(アンバー・ルーム)』はピョートル大帝に贈られた名宝でしたが、第二次大戦中に消失し現在も行方不明。
伝 承 ・ 石 言 葉
石言葉は『健康』『長寿』『リラックス』。古代から『太陽の石』『大地の宝』として癒しと魔除けの石。母乳の出を良くする・歯固めとして赤子に与えるなどヨーロッパの伝承多数。結婚34周年の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
アンバー(琥珀)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。

