Iroishi Checker
No. 086 / 141

アルマンダインガーネット

ALMANDINE GARNET · あるまんだいんがーねっと
天 然赤 系
基 本 情 報Properties
硬 度7-7.5
比 重4.05
屈 折 率1.770-1.820
結 晶 系等軸晶系
色 の 範 囲Color Range

暗い赤〜紫赤。しばしば黒っぽく見えるほど濃い。

紫 外 線 反 応UV Response
長 波
365 nm
反応なし
短 波
254 nm
反応なし
典 型 的 内 包 物Inclusions
  • 針状ルチル(スター効果を生む場合あり)
  • 不規則な結晶粒
  • 鉱物
光 学 的 性 質Optical Traits
  • なし)
  • が非常に高い(4前後)
識 別 の 要 点ID Points
  1. 01UV無反応 + 非常に重い(4)
  2. 02パイロープより紫寄りで暗い
  3. 03ルーペで針状が多い傾向
類 似 石Similar Stones
取 扱 い の 注 意Care
  • 7〜7.5で日常使いに適する
  • 多い石は超音波洗浄を避ける
市 場 価 格Market
PRICE RANGE

1カラットあたり数百円〜数千円。非常に手頃。

※ 『ロードライトガーネット』はパイロープ=アルマンダイン中間種で、紫赤色が美しい高品質品。

概 要Summary

アルマンダインは鉄を主成分とするガーネット(Fe₃Al₂(SiO₄)₃)で、ガーネット類の中で最もありふれた種。非常に暗い赤を呈し、大粒だと黒く見えるほどです。針状ルチルが規則的に並ぶとスター効果(六条星)が現れる『スターガーネット』も産出します。産地はインド・スリランカ・マダガスカルなど。

由 来 と 歴 史Origin & History

主 な 産 地

インド(オリッサ州、ラージャスターン州)、スリランカ、ブラジル(ミナス・ジェライス)、米国アイダホ州、マダガスカル、ザンビア、オーストラリアが主要産地。鉄とアルミニウムを主成分とし、深い赤〜紫赤を呈します。スターアルマンダインはインド・アイダホ産が知られ、4条または6条のスターを示します。

歴 史

ガーネットの語源『granatum(ザクロ)』に最もふさわしい色合いで、古代から『カーバンクル(炎の宝石)』と呼ばれていました。中世ヨーロッパでは騎士の護符・教会の装飾に用いられ、十字軍の盾にも嵌め込まれた記録があります。19世紀ヴィクトリア朝で『ガーネット・ジュエリー』の中心石として大流行。

伝 承 ・ 石 言 葉

1月の誕生石。石言葉は『真実』『友愛』『忠誠』。深い赤から『血と大地の石』と呼ばれ、生命力と絆の象徴。結婚2周年(ガーネット婚式)の記念石。

OBSERVATION TOOLS · 1 ITEMS

こ の 石 を 確 か め る 道 具

アルマンダインガーネットを観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。

References
最終確認日
2026年4月28日
参 考 文 献

本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。