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アレキサンドライト(天然)
| 硬 度 | 8.5 |
| 比 重 | 3.68-3.78 |
| 屈 折 率 | 1.741-1.760 |
| 結 晶 系 | 斜方晶系(クリソベリル) |
灯下で緑〜青緑、白熱灯下で赤紫〜紫赤。変色の鮮明さで価値が決まる。
- 絹糸状インクルージョン
- 指紋状()
- 平行針状結晶
- アレキサンドライト効果(強い変色性)
- 強い(緑/橙/紫)
- ビームライン(繊維状)
- 01灯で緑、白熱灯で赤紫への鮮明な変色
- 028.5で耐久性が高い
- 031.741-1.760で区別可能
- が高く日常使用に強い
- 超音波洗浄も基本的に可(が多い個体は避ける)
- 強酸・強アルカリは避ける
1カラット10万〜数百万円。鮮明変色・1ct超は希少。
※ 歴史的にロシア・ウラル山脈が原産。現在はブラジル(ミナスジェライス)、スリランカ、タンザニア、マダガスカル産が流通。6月の誕生石。
アレキサンドライトはクリソベリルのクロム含有バラエティで、1830年にロシア・ウラル山脈で発見されました。当時のロシア皇太子(後のアレクサンドル2世)の名に由来します。灯下で緑、白熱灯下で赤紫に変色する『アレキサンドライト効果』は宝石界で最も劇的な光学現象の一つで、6月の誕生石として知られます。
主 な 産 地
1830年ロシア・ウラル山脈のエメラルド鉱山で発見されたのが始まり。当時のロシア皇太子アレクサンドル2世にちなんで命名。ウラル産は現在ほぼ枯渇し、最高品質の代名詞。現代の主要産地はブラジル(ミナス・ジェライス州ヘマチタ鉱山=1987年発見)、スリランカ、タンザニア、マダガスカル、インド南部。
歴 史
発見当日が皇太子アレクサンドル2世の誕生日であり、昼の緑(ロシア軍服)と夜の赤(皇室の色)が一致したため、ロシア帝国の国石として珍重されました。1842年ロシア皇室の正式な御用達宝石となり、英国・ティファニーが20世紀初頭に米国市場に紹介。希少性から1ct以上の良質石は数百万円以上で取引されます。
伝 承 ・ 石 言 葉
6月の誕生石(パール・ムーンストーンと並ぶ)。石言葉は『秘めた想い』『高貴』『情熱』。光源で色が劇的に変わる『カメレオン宝石』として、二面性・適応力の象徴。結婚45周年または55周年の記念石。
こ の 石 を 確 か め る 道 具
アレキサンドライト(天然)を観察するときに役立つ道具です。クリックすると鑑定道具ページの該当解説に移動します。
- 最終確認日
- 2026年4月28日
- 参 考 文 献
- Gem Encyclopedia/ GIA (Gemological Institute of America)
- 宝石鑑別基準/ 中央宝石研究所 (CGL)
- Mineral & Gem Database/ Mindat.org / Gemdat.org
- 宝石学入門/ 全国宝石学協会
本ページの物性値(屈折率・比重・硬度・結晶系等)は、上記の権威ある一次資料を相互参照して編集しています。最新の鑑別研究の進展により値が更新される場合があります。


